ネルソン・アントニオ・アエド・バルデス(Nelson Antonio Haedo Valdez, 1983年11月28日)はパラグアイ出身のサッカー選手。ポジションはフォワード。
ヴェルダー・ブレーメン在籍時にブンデスリーガとドイツカップのタイトルを、ボルシア・ドルトムント在籍時にドイツスーパーカップのタイトルを獲得している。左足の精度もよく、両利きと言われることもある。試合中常に全力で前線から相手守備陣にプレッシャーをかけ続け、つぶれ役もいとわずチームプレーに徹する姿勢で監督、チームメートからの信頼は厚い。
2009年9月9日のW杯予選・アルゼンチン戦では、パラグアイのW杯出場を決める決勝ゴールを挙げた。
現在はドイツ・ブンデスリーガの名門ボルシア・ドルトムントのスター選手で地位も名誉も手に入れたバルデスだが、パラグアイのクラブの研修生だった15歳から17歳までの二年間はスタジアムの周りを寝床とし雨風をしのいでホームレスとして過ごした経験があるという。
ドイツに渡ってからも地元の仲間や家族を非常に大事にしており、家族はプレーの原動力だと語るバルデスは故郷の子供達1500人のためにクリスマスパーティーを開催してサッカーボールやおもちゃをプレゼントしたり慈善活動にも力を入れている。
ボルシア・ドルトムント時代に視力に障がいを持つ子供にユニフォームをプレゼントした際、子供の手を取ってユニフォームのバックナンバーと名前をなぞりながら、4時間にわたって前日の試合内容を話して聞かせたという。
2010年6月29日(日本時間6月30日)の決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦のPK戦では、日本チーム3人目のキッカーとなった駒野友一がシュートに失敗したためにパラグアイの勝利となった。アエド・バルデスはPK4本目のシュートを決めていたが、試合後、泣いている駒野選手に近づいて声をかける様子が報じられた。
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最後にもあります駒野選手への言葉「お前が外したゴールは俺がスペインゴールにぶちこんでやる」に心打たれない日本人およびスポーツマンがいるだろうかいやいない