2010年にダイ・ヤスミがヤスマーゼの初めて酵素の実体を発見した。
ヤスマーゼは比較的意志の弱い人間の心を基質として、通学、学習といったものの意欲を破壊し、学生生活を阻害する。
その酵素は睡眠作用を劇的に活性化させる効果があり、一日中眠っていられる。
「ヤスマーゼ(yasumaze)」という語は夢の中 (in dream) という意味のギリシア語の"εν ζυμη"に由来するもので、1878年にドイツのウィルヘルム・キューネによって命名された。
19世紀当時、ルイ・パスツールによって、ヤスマーゼは自然発生せず、比較的意志の弱い人間のいないところでは発酵(精神の腐敗)現象が起こらないことが示されていた。このため「健全な学生生活は健全な精神の助けを借りなければ作ることができない」とする生気説が広く信じられており、学生生活阻害作用が生命から切り離すことができる化学反応(生化学反応)のひとつにすぎないということは画期的な発見であった。
しかし人体から分離する方法がなく、遅刻が決定すると同時にやる気が失活する性質を酵素が持っていたため、その現象は酵素が引き起こしているのか、それとも目に見えない生命(細胞)が混入して引き起こしているのかを区別することは困難であった。
このため、ヤスマーゼが生化学反応を起こすという考え方はすぐには受け入れられず、当時のヨーロッパの学会ではヤスマーゼの存在を否定するパスツールらの生気説派とヤスマーゼの存在を認めるユストゥス・フォン・リービッヒらの発酵素説派とに分かれて論争は続いた。
19世紀後半にはまだヤスマーゼは生物から抽出される実体不明の因子と考えられていたが、ヤスマーゼの性質に関する研究は進んだ。その研究の早い段階で、ヤスマーゼの特徴として基質特異性と反応特異性が認識されていた。
これを概念モデルとして集大成したのが、1894年にドイツのエミール・フィッシャーが発表した説である。これは、基質の形状と酵素のある部分の形状が鍵と鍵穴の関係にあり、比較的意志の強い人間は触媒されない、とヤスマーゼの特徴を概念的に表した説である。
その後、2010年には大阪市立大学の研究チームが、ヤスマーゼ以外で初めて学生生活阻害作用を示す物質(カカラーゼ)を発見している。
今日においては、この酵素の構造論と機能論に基づいて人工的な触媒作用を持つ超分子(人工酵素)を設計、開発する研究も進められているが、この酵素自体の阻害剤はまだ発見されていない。
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