ブライス・ハーパー(Bryce Harper, 1992年10月16日 - )は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス出身(捕手、投手)。身長190.5cm、体重93kg。現在はサザンネバダカレッジ(College of Southern Nevada(CSN))に所属している。
3歳からティーボールを始める。7歳になると、10歳の子供たちに混じって野球の試合に参加するようになり、200フィート(約61m)の打球を飛ばす並外れたパワーを発揮し、相手チームから年齢詐称を疑われたため、出生証明書を常に携帯していた。9歳からはアリゾナ州やコロラド州などに遠征する選抜チームに参加するようになる。毎週のように週末に遠征に出かけていたため、移動の車の中で学校の宿題をしていた時期もあったという。12歳の時には、既に5フィート10インチ(約177.8cm)の長身であった。
地元のラスベガス高校(Las Vegas High School)に進学。2008年にはメキシコで行われたU-16パン・アメリカ大会のメンバーに選ばれ、打率.571の成績でMVPに選出される。また、キューバ戦では終盤に登板してセーブも記録した。ラスベガス・ハイスクールでの2008年シーズンは、38試合に出場して打率.590、11本塁打、67打点を記録し、2009年シーズンでは、39試合に出場して、115打数で打率.626、14本塁打、22二塁打、9三塁打、36盗塁、 55打点、三振は僅かに5つという圧倒的な成績を残している。
2011年のMLBドラフトで全体1位指名が有力視されていたが、辣腕代理人スコット・ボラスのアドバイスを受けたハーパーの家族は、2010年のドラフトでの指名を模索。その結果、2009年夏にGeneral Educational Developmentを受験し、秋からは2年制のCollege of Southern Nevada(CSN)に進学(飛び級)することになった。当初の予定より1年早い2010年MLBドラフトで指名対象となり、全体1位でワシントン・ナショナルズから指名された。
高校2年生の身でありながら、早くもジャスティン・アップトン、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィー・ジュニアといった高卒全体1位指名のスター選手と比較される逸材である。身長6フィート3インチ (約190.5cm)・体重205パウンド (約93kg) という恵まれた体格を持ち、左打席から鋭いスイングを繰り出す。ポジションは主に捕手と投手であり、三塁手や遊撃手を務めることもある。
投手としても最速96マイル(約154.5km/h)の速球に加え、カーブやチェンジアップも操る。
米国の最大手スポーツ雑誌『スポーツ・イラストレイテッド』は、2009年6月8日号において、表紙にハーパーを大々的に掲載した。NBAファイナル、NHLスタンレーカップといった主要スポーツイベントの期間中に、アマチュア野球選手が同誌の表紙を飾るのは異例のことだった。同誌は、「570FOOT HOME RUNS(570フィート=約173.7mのホームラン)」「96MPH FASTBALL(96マイル=約154.5km/hの速球)」「16 YEARS OLD(16歳)」という謳い文句でハーパーを紹介し、「BASEBALL'S CHOSEN ONE(野球界の選ばれし者)」と称した。また、同じく高校時代から抜きん出た存在であり、高校時代に同誌の表紙を飾ったこともあるNBAクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズを引き合いに出し、ハーパーを「野球界のレブロン・ジェームズ」と称した。
自身が表紙を飾ったことを受けて、ハーパーは「信じられない。」と語っているが、一方では「18歳か19歳になる頃には、メジャーリーグでプレーしたい」、「いつかニューヨーク・ヤンキースでプレーして殿堂入りしたい。」と語り、自信を漲らせている。
2012シーズン
出場試合数139 打率.270 打数533 得点98 安打144
二塁打26 三塁打9 本塁打22 塁打数254 打点59
三振120 四球56 死球2 犠打3 盗塁18
出塁率.340 長打率.477
野手では史上最年少でナショナルリーグの新人王獲得
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