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◆歌川国芳一門◆

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詳細 2020年3月18日 23:49更新

◆此方は、国芳を一門ごと愛すコミュニティです◆

寛政という江戸末期から、明治の一歩手前まで活躍した歌川国芳。

武者絵や猫好きで有名な国芳ですが、その活躍と人柄に惹かれてか、
彼には師匠大好きで個性派な弟子がたーくさんおりました。
(その数確認できるだけで七十数名!)
師弟の仲良しエピソードもちょいちょい伝わっていて、
当時の暖かい空気が偲ばれます(*´v`*)

幕末〜明治期には彼の弟子が多く活躍しましたが、
落合芳幾・月岡芳年はその中でも双璧と呼ばれる有名ドコロ。
河鍋暁斎も幼い頃には国芳に弟子入りしていた一人です。

ここは、そんな【国芳一門がたまらなく可愛い!!、お茶目だ!!、和む!!】
という方が集う極めてマイナーなコミュニティです。
需要があるかは、謎です。私が得するコミュニティですが大目に見てください…。

■トピ立てなどご自由にどうぞ〜
■主に管理人が出てきてしゃべる事が多いかもしれません…(笑)
■幽霊部員でも歓迎です

国芳好きは勿論、一門所属の絵師が好きな方まで、どうぞ奮ってご参加くださいませvv
以下のエピソードを見て、気になった方も大歓迎いたします!


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【国芳の主な弟子たち】(=^・ω・^=)にゃー

◆芳鳥女(長女)後妻せゐとの子、との説 短命だったそうな
◆芳女(次女) 旦那の田口基英は先生の井草性を継いでくれた良い人

◆芳宗 一松斎、通称松五郎 師匠の絵の差色を得意とした 
◆芳虎 一猛斎、通称辰五郎 喧嘩っ早く安政五年ごろ破門に…
◆芳艶 一英斎、通称万吉 武者絵を最も強く受け継ぐ
◆芳雪 一嶺斎、通称孝太郎 一門きっての美男子,後に精神異常で自刃
◆芳藤 一鵬斎、通称西村藤太郎 子供向けの玩具絵で有名
◆芳員 一寿斎、通称次郎兵衛 芳虎とはよく喧嘩していたみたい
◆芳兼 一好斎、納札画家の田蝶梅月でもある
◆芳春 一梅斎、通称生田幾三郎 美人・武者・開化画など
◆芳綱 一灯斎、通称清太郎 武者絵・風刺画・風俗画など
◆芳盛 一光斎、通称作蔵
◆芳政 静斎、通称政次郎 
◆芳玉女 私の知る限り唯一の女性弟子

◆芳幾(落合) 一恵斎、通称幾次郎 兎に角師匠のまねっこどんどん(笑)
◆芳年(月岡) 一魁斎、通称米次郎 血まみれ芳年…後精神異常で病没 
◆周三郎(河鍋暁斎) 幼年期に国芳に弟子入りするも両親に狩野派へ遷される



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【国芳一門エピソード】

(=^・ェ・^=)ノ 其の壱
≪にゃんこ大捜索≫
国芳先生は常に懐に一、二匹猫を入れておくほどの猫好き。
そんなある日、最愛の大猫が行方不明になってしまい、
人を四方に馳せて百方探したけれども終に見つからなかったそうな。
先生は大変落ち込んでしまったとのこと。
先生も災難ですが、猫の為に方々探し回った弟子たちも大変だったろうに。
でも皆で一生懸命猫を探す図がとことん微笑ましい…
(出展:『浮世絵師歌川列伝』)


(=^・ω・^=)ノシ 其の弐
≪空気の読めない暁斎ペアレンツ≫
七歳で国芳一門へ入門した暁斎。
その頃がとっても楽しかったであろうことが、
後に出版された「暁斎画談」に載る挿絵を見ると良く分かります。
だがしかし。
国芳の一門は兎に角素行が悪く荒っぽい者ばかりだったため、
暁斎の両親はこんな所に息子を置いておけない!
とばかりに息子を狩野派へ避難。
短い間だったようだけれども、先生の所で学んだものがしっかり画に
出ている気がする私であります。皆さんはどうお思いでしょう。
(出展:『浮世絵師歌川列伝』)


(=^・ェ・^=)! 其の参
≪お揃いである必要性は?≫
嘉永六年六月二十八日、その日先生はパトロン梅屋鶴寿が開いた書画会に門人と一緒に揃いの大絞りの浴衣(かわいい…)を着てお出掛け。
畳三十畳ほどの大紙に大筆やら手拭やら挙句着ていた浴衣まで筆にして水滸伝の九紋龍史進を描いて見せたそうです。
客も驚いたでしょうが、弟子も驚いたろうなあ。
この三年前に芳幾が弟子入りしてきてるので、もしかしたら一緒に行ったかも知れないよね彼。
(出展:『浮世絵師歌川列伝』)


(=^・ω・^=)ю 其の肆
≪にゃんこの供養≫
また猫話です。
ある時先生の黒猫がお陀仏してしまい、
その供養に行ってくれと芳宗に金をやって遣いに出しました。
しかし芳宗、その黒を両国橋から捨ててもらった金で吉原へ…
結局その愚行がバレて先生からは大目玉を喰らったと言う事です。
芳宗やんちゃ…ww
それにしても、吉原に行けるだけの金を(死んだ)猫にかける先生…(笑)
(出展:「一松斎芳宗父子」浮世絵志24号所収)


(=^・ェ・^=)? 其の伍
≪お祭りお祭り!≫
祭り事が大好きな先生は弟子たちと一緒に日吉山王祭に参加したこともあったようです。
その様子は先生自身の作品「勇国芳桐対模様」に生き生きと描かれていますが、この画が本当に残っていません。(涙)
このコミュのサムネになっている画なんですが、
これはどうしてもこの画が良くって、某書籍からわざわざ取り込んでみました…


(=^;ω;^=) 其の陸
≪先生を偲ぶ≫
明治六年十月、先生が亡くなって十三回忌を迎えた秋のこと。
向島三囲神社に門人や知人が集まり、
次女よしの夫である田口其英が図って先生の稗が建てられました。
稗には先生の生涯の他、門人たちの名前も刻まれています。
でも先生を出世のダシにした芳虎は、
しっかり他の弟子によって無かったことにされています(笑)
弟子の愛が本気。
そんな素敵な稗は未だ三囲神社境内にひっそり建っています。
ぜひ一度足を運んでみて下さいね♪


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【国芳一門 入門書物】

★岡田屋鉄蔵『ひらひら〜国芳一門浮世譚〜』太田出版
国芳一門、衝撃の〈漫画化〉です。嬉しくて泣きそうです。
この漫画からこのコミュに来てくださったも多いみたいで!
一門のわきあいあいとした感じが終始微笑ましい!
是非ともご一読をっ

●飯島虚心『浮世絵師歌川列伝』中公文庫
たぶん絶版してます…が、歌川派の絵師情報満載!
一見の価値有です。資料としては重要文献。
ちょっと古語文体ですが、そんなに難しくは無いかと。

●河治和香『国芳一門浮世絵草紙 侠風むすめ』小学館文庫
     同『国芳一門浮世絵草紙 あだ惚れ』
     同『国芳一門浮世絵草紙 鬼振袖』
この小説が一番リアルな国芳一門に近い姿を描いてると思います!
先生の娘、とりが主人公のドタバタ時代小説…というか少女小説のような…ww
フィクション要素も多いですが、基本は史実に基づいてるので入門には持ってこいかと♪
かなりオススメです!

●村咲数馬『嘘屋絵師 国芳必殺絵巻流し』だいわ文庫
これは完全にエンタメ小説なんですが、単純に面白いので!(笑)
一門の一人といっても過言ではない国芳の最強パトロン梅屋鶴寿も登場しますし、良かったらぜひどうぞ〜


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2010年6月5日

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カテゴリ
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