アイスランドの歌姫、Bjork (ビョーク)のコミュニティです。
1965年11月21日生まれ
アイスランド、レイキャヴィク出身
本名:ビョーク・グズムンズドッティル(Björk Guðmundsdóttir)
ヒッピームーブメントに影響を受けた両親のもと、4歳の頃から作曲を始め、7歳から地元の音楽学校に通いフルートやピアノ、クラシックを学ぶ。
1977年に弱冠12歳にしてアルバム『BjörkGuðmundsdóttir』でデビュー。 アイスランド童謡を歌ったこのレコードで、アイスランド国内で爆発的な人気を得る。しかし彼女自身はカバーばかりで自分の曲が1曲しか入っていないこのアルバムに満足していない発言を後に残しており、レコード会社からの2枚目のアルバムの話を断り、天才少女の肩書きと決別する。
1986年、ギタリストのソール・エルドンと結婚し、6月 8日に息子シンドリを出産(翌年に離婚)。また、この日にギターポップバンド「The Sugarcubes」(ザ・シュガーキューブス)を結成。立ち上げたレーベル「バッド・テイスト」からデビュー。英語で発表した曲はアイスランドのみならず英語圏でも注目を集めて人気インディーズバンドとなり、1990年にはワールドツアーを行い、来日も果たす。
ザ・シュガーキューブス解散後、1993年にソロアルバムをリリース。ソロとしては3枚目であるが改めて『デビュー』と題したこのアルバムはハウスを取り入れた先鋭的かつポップなサウンド、天真爛漫でフォースフルなボーカルが大々的にフィーチャーされ、世界的にヒットした。
日本との関係も深く、若い頃には東洋的な顔立ちからチャイナ・ガールとあだ名をつけられたり、日本人に似ていると周囲に指摘され、三島由紀夫などの日本文学を読んでいた。また、幼少時に観た日本映画『鬼婆』に形容しようのない印象を受け、日本に強い興味を抱いていたという。また、空手をしていると公言したり「アーティストとして初めてリスペクトされていると感じたのが日本」ともコメントしている。
2000年、ミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に主演。ゴールデングローブ賞主演女優賞、最優秀オリジナル・ソング賞にノミネート。カンヌ国際映画祭のパルム・ドール、最優秀女優賞を受賞した。また、劇中での音楽を担当し、アルバム『セルマソングス』をリリース。グラミー賞とアカデミー賞にノミネートされ、アカデミー賞会場ではマラヤン・ペジョスキーがデザインしたスワンドレスを着てレッドカーペットに現れ、ステージで劇中歌「I've Seen It All」を披露し、大きな話題を呼んだ。
2004年のアテネオリンピックの開会式では「Oceania」をパフォーマンス。
彼女は様々なジャンルの音楽に影響を受けた革新的な音楽を生み出すことで知られ、グラミー賞に12回、アカデミー賞に1回ノミネートされるなど多数の賞を獲得しており、全世界で1,500万枚以上のアルバムを売り上げている。
☆アルバム一覧☆
デビュー/Debut (1993)
ポスト/Post (1995)
ホモジェニック/Homogenic (1997)
セルマ・ソングズ/Selmasongs (2000)
ヴェスパタイン/Vespertine (2001)
メダラ/Medúlla (2004)
ヴォルタ/Volta (2007)
困ったときには