前大戦から2年。
焼け野原となった街は驚くべき速度で復興をはじめ、人類は、再び秩序と統制を取り戻していた。
大戦の傷跡は余りにも大きかったが、しかし、皮肉にも侵略者がもたらしたテクノロジーが文明復興に寄与することとなったのである。
壊滅状態となったEDFは、再編成され、高度な権限を持つ組織へと生まれ変わりつつあった。
さらに特殊部隊ペイルウイングが結成され、戦力強化が図られている。
人類は、2年間の平和を謳歌し、文明の復興に努めていた。
だが……地の底深く……異変は進行していた。
英国より緊急連絡。
倫敦に巨大生物、多数出現。
悪夢が今、甦ろうとしていた。
【敵データ】
・巨大甲殻虫
アリに酷似した巨大生物。一度に大量に発生して数で圧倒する戦術を取る。酸 攻撃は至近で受けるとかなり驚異的な威力になる。
・進化型巨大甲殻虫
飛行する巨大甲殻虫。上空からの酸攻撃は驚異。
・マザーシップ
異星人のマザーシップ。絶大な威力を誇るジェノサイドキャノンをはじめ強力 な攻撃能力を備えている。
・UFO《ファイター》
上空からEDF隊員を襲うUFO。密集隊形をとることが多い。
精鋭機は赤く塗装され、攻撃力・装甲も強化されている。
・多脚歩行戦車《ダロガ》
地上の敵に対する装備が充実している。その反面対空兵装は皆無に等しく、ペ イルウイングに対しては不利を強いられる。
・クモ型巨大生物《凶虫バゥ》
攻撃力のある糸を発射する。扇状に広がる糸は、先端だけではなく全体に攻撃 判定があるため、かなり広い攻撃範囲を誇る。
跳ねながら接近してくるため、移動速度もかなり速い。
より巨大な体をもつ亜種が存在する。
・空母
巨大生物を運搬している機体。巨大な船体をしているが、それ以上に豊富な搭 載量が驚異的。
・ソラス
体長40mを超える巨大生物。火炎放射のほかに突進なども強力な攻撃である
・新型UFO《シールド・ベアラー》
表面が物理攻撃を鏡のように反射するシールドに加工されている。強力な防御 力を持つ反面、この機体自体には攻撃力は無い。
・赤色甲殻虫
巨大甲殻虫の強化版。
・超巨大甲殻虫《クイーン・アント》
巨大生物の女王。霧状の酸攻撃を仕掛けてくる
・ムカデ型巨大生物《ドラゴン・ワーム》
巨大生物の究極進化系とされる。長大な体は節に分かれており、仮に途中で切 断されても、節ごとに単独で行動することも可能。
毒液攻撃の射程は巨大甲殻虫の酸攻撃をはるかに上回る。
・浮遊都市要塞《皇帝都市アダン》
超巨大機動要塞。その大きさはマザーシップをはるかに上回る。
主要部は強力なバリアによって守られている。
・空戦艇
UFO《ファイター》よりも連射速度の速いレーザー機銃を使用してくる。
同型で爆撃力を特化した爆撃機がある。
・新型多脚歩行戦車《ロボット・ディロイ》
新型の多脚歩行戦車。強力なエネルギー兵器を搭載し、ダロガでは、ただ歩く ためのものであった脚も武器として使用できる。
強化型が存在する。
・ダンゴ虫型戦車《ギリオ》
敵を発見すると球形に変形して突進してくる兵器。
破壊されると爆発を起こして敵を倒すように作られている。
装甲を強化した《ギリオラ》タイプも存在する。
・ 大型爆撃機《ドレッド・ノート》
圧倒的爆撃力を持つ大型爆撃機。
・サイボーグソラス
サイボーグ化されたソラス。弱点であった背後の守りも強化された。
・ミニソラス
体長10mほどのソラス。ソラスの幼生と思われる。
・スーパーソラス
ソラスの成体と考えられている。体長は100m前後ではないかと思われる。圧倒 的巨大さでEDFに襲い掛かる。