世界的ホルン奏者のアレッシオ・アレグリーニAlessio allegriniをはじめ、兄でトランペット奏者のヴィニーチョ・アレグリーニのほか、ルツェルン祝祭管弦楽団やオーケストラ・モーツァルトなどの音楽家たちと「友情のサビーナ・オーケストラ」(芸術監督:アレッシオ・アレグリーニ)のコミュニティーです。
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サビーナ・オーケストラ→http://
◆プロフィール
〈アレッシオ・アレグリーニ / 音楽監督・ホルン・指揮 〉
23歳の若さで、指揮者のリッカルド・ムーティによりミラノスカラ座のソリスト、首席ホルン奏者に抜擢され、その後、ベルリン・フィル・ハーモニー、バイエルン放送交響楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラなど国際的に評価の高いオーケストラに首席奏者として招かれる。
現在、ルツェルン祝祭管弦楽団、ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団、クラウディオ・アバド設立のオーケストラ・モーツァルトで首席ホルン奏者を務める。
プラハの春国際音楽コンクール優勝、ミュンヘン国際コンクール最高位受賞。
ソリストとしては、クラウディオ・アバド、リッカルド・ムーティ、チョン・ミュンフン、ジェフリー・テイト、アントニオ・パッパーノらと共演。
英国王立音楽院、ロイヤル・カレッジ、ギルドホール音楽院、バーミンガム音楽院などヨーロッパのメジャーなアカデミーをはじめ、南アメリカや日本の著名な音楽大学においても、マスタークラスの指導者として招かれている。そして、最近では、英国王立音楽院で客員教授として迎えられた。
一方、社会の進歩や発展を目的とする多くの音楽教育プロジェクトに関心を持ち、それを支援するために、世界の様々な地域に赴いている。ヴェネズエラにおいては、アブレウ博士が設立したシモン・ボリバル・ユース・オーケストラのソリスト兼トレーナーとしてクラウディオ・アバドに同行し、社会貢献活動を行っている。 また、パレスチナの若い音楽家ラムジィ・アブレドワンとも共同してパレスチナの若者や子どもたちのため音楽活動に取り組んでいる。さらに、人権教育に熱心に取り組んでいる日本の社会学者の松本城洲夫と共に企画・考案した音楽家の自由・自立のメンタリティの確立と社会性の構築を目指すプロジェクトにおいて、芸術監督を務め、二つの異なった文化間の音楽交流による新しいヒューマンライツの発展を目指して2006年に日本の若い音楽家と共に「友情のサビーナ・オーケストラ&88人のホルン・アンサンブル」を発足させた。このようなヒューマニスティックな活動や専門家の社会参加を促した功績が認められ、2006年にNazionale la casa della Arti賞を受賞した。
◆音楽ドキュメンタリーの活動として次のようなものがある。
クラウディオ・アバドと共に、カラカス、ハバナを旅したドキュメンタリー映画“L’Altra Voce della Musica”に参加し、サイモン・ラトルが指揮するドキュメンタリー映画“Rhythm is it”にも首席奏者として参加している。
◆ソロのCDは、Tudorの「La Gran fanfare(1999)」がある。今後、クラウディオ・アバド指揮、オーケストラ・モーツァルトとの共演によるモーツァルトのホルン・コンチェルト集がドイツ・グラムフォンより発売予定である。
◆エレウテラ文化協会(イタリア)代表、アンサンブル・コルニスティコ・イタリアーノ主宰。
〈友情のサビ‐ナ・オーケストラ〉
イタリア生活文化交流協会の交流事業で、2003年夏にサビ‐ナ地方を訪れた数人の音楽家と世界的なホルン奏者アレッシオ・アレグリーニやイタリアを代表するトランペット奏者ヴィニーチョ・アレグリーニたちとのコラボレーションをきっかけに2006年に発足しました。「豊かな音楽は、お互いを尊敬し助け合う友情から生まれる」という趣旨で活動しています。これまでに、2006年12月に第1回、2008年1月に第2回のコンサートをいずれも大阪のザ・シンフォニーホールで開催しました。また、2007年からは毎年9月にオーケストラの日本のメンバー20〜30人がイタリアへ渡り、クラウディオ・アバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽団、オーケストラ・モーツァルト、ローマ・サンタチェチーリア国立管弦楽団などの音楽家と共同で「インターナショナル・サビーナ・オーケストラ」を結成し、イタリア各地でもコンサートに取り組んでいます。
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