日本一ソフトウェアより、PSP用ソフト『セカンドノベル 〜彼女の夏、15分の記憶〜』が7月29日に発売決定。価格はUMD版が5,229円(税込)、ダウンロード版が4,000円(税込)。
本作は、過去と現在、2つの時間軸で展開する青春ミステリアスAVG。15分で記憶を失ってしまうヒロイン・彩野の記憶をたどり、過去に起きたある事件を追っていくというストーリーが描かれます。主人公の視点で進行する「現在」と、彩野が語る「過去」の物語。彩野から情報を聞き出し、事件の鍵を真実へと紡いでいくミステリー調のシナリオ。そして主人公と親友である事件の当事者、ヒロインが織り成す三角関係が、ストーリーの特色となっているようです。また、「ヒロインの記憶が15分しかもたない」という特徴はシステムにも影響し、通常のAVGにはない機能も用意される模様。
本作の予約特典は、ゲーム内で入手できる「物語」のいくつかを収録した短編集。そのいずれの作品も、「市川環」&「いとうのいぢ」、「田中ロミオ」&「おーじ」といった著名作家と豪華イラストレーターの強力なタッグによる書き下ろしで制作されるとのこと。
■ストーリー
高校2年の夏に起きた、親友の転落死事件から5年。
社会人となった直哉は、親友の死を追うかのように飛び降りた彩野と再会する。
彼女は事件の後遺症で、17歳以降の出来事を記憶できず、高校時代のまま記憶が止まっていた。
そして記憶が曖昧な彼女は、ふとしたことからある「物語」を語りはじめる。
それは、当時の自分たちをモデルに彩野が書いた物語。そこには、彩野から見た当時の高校生活が残されていた。
直哉は、5年前の事件にいたる鍵を見つけられないかと、「物語」の断片をつなぎ合わせようとするが…。
■キャラクター
●直哉
主人公。彩野に好意を寄せている。5年前に自殺したユウイチとは親友だった。
●彩野(CV:友永朱音)
23歳であるものの、17歳のまま記憶が止まってしまったヒロイン。ユウイチの幼なじみ。17歳の頃は、世話好きな性格で、当時とある「物語」を書いていたようだ。周囲の人にはその「物語」について秘密にしていたらしい。
●ユウイチ
直哉の親友。5年前の高校2年の夏に校舎の屋上から転落死してしまう。
●千秋(CV:永井ちひろ)
直哉の母校をたびたび訪れている11歳の少女。グラウンドの片隅によくたたずんでいるが、理由は不明。
セカンドノベル 〜彼女の夏、15分の記憶〜
【対応ハード】PSP
【発売日】2010年7月29日
【価格】UMD版:5,229円(税込)/ダウンロード版:4,000円(税込)
【ジャンル】AVG
【プレイ人数】1人
【メーカー】日本一ソフトウェア
【CERO年齢区分】審査予定
≪予約特典≫
・豪華クリエイターによる「短編集」