日本文化は身内受けの凝り性文化である。
外国文化に負けまいとしているのではなく、世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。
その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。
でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。
そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間(外国人)から、
それがすごいものであることを知らされる。
ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物がすごいものとは知らない。
もろもろの伝統文化、芸能、電化製品、アニメ、他、みんな同じパターンで世界に広まっていった。
だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、知らないうちに勝手に世界にインパクトを与え続けていくだろう。
(とあるベルギー人の言葉)
褒められたいから作り、褒められたらまた作る。
至極自然の成り行きですよね。
少なくとも僕はそうであるし、そうでありたいから、一生涯の仕事に薄給激務といわれる今の職業をも選んでしまった。
井の中の蛙でもいいんです。
ここは技術や知識を共有する場所ではなく、刺激やインスピレーションを貰う場所です。
作ったものを掲示して、賞賛を自信に、批判を努力に、他人を刺激に。
さあ、みんなで井の中で高め合いましょう。