ギロチンとは、
フランスで発明された死刑執行具。断頭台、断首台ともいう。2本の柱の間に吊るした刃を落とし、柱の間に寝かせた人の首を切る装置。
ギロチン (フランス語:Guillotine。ギロチンは英語読みが訛った形) は、1792年4月25日にフランスで正式に処刑道具として認められたものである。
当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていた。貴族は断首、平民は絞首刑と区別されており、また、断首の場合、首切り役人が熟練していないと、何度も切り付けて受刑者に非常な苦痛を与えることが多かった。
そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも身分に関係せず同じ方法が適用できる、「単なる機械装置の作用」によって処刑を行なうよう議会で提言し、その案が採択された。
外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにするなどの改良を加えた。
当初は、設計者のルイの名前をとって「ルイゼット (Louisette)」とか「ルイゾン (Louison)」と呼ばれていたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨティーヌ (Guillotine)」という呼び名が定着した。ギロチンはその英語読みであるギロティーンが訛って日本語となったものである。正式名称は「Bois de Justice (正義の柱)」と言う。当初はギロチンの刃が内側に反っていたため切れ味が悪く、一撃で罪人の首を飛ばすことは難しかった。そこで、フランス国王ルイ16世が、刃を外側に反り返らせることを提案した。これにより、ギロチンの殺傷力は格段に上昇した。なお、ルイ16世自身が改良したギロチンで処刑されたということは歴史の皮肉というほかない。
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