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萌え4コマ

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詳細 2012年5月20日 22:59更新

・萌え4コマって何?
1990年代末に萌えを重点とした4コマ漫画が増え始め、この様な作品は一般的に萌え4コマと呼ばれている。増え始めたきっかけとなったのは1999年に「電撃大王」で連載されたあずまきよひこ『あずまんが大王』が大ヒットしたからだと言われている。同時にこの年には、成人向け美少女漫画誌の主力作家である後藤羽矢子が「まんがライフ」において初の一般向け作品でありストーリー4コマ漫画となる『どきどき姉弟ライフ』を発表し、また「スポコミ」(前身は「月刊まんがパロ野球ニュース」)が休刊した後に、同じ雑誌コードを引き継いで青年向け美少女系雑誌の雰囲気を意識して編集された「まんがくらぶオリジナル」が創刊するなどの出来事が起こっている。このことも踏まえて考察すると、1999年はいわゆる「おたく文化」の4コマ漫画界への流入が本格的に始まった年であると言え、後の萌え4コマ流行の礎の一つとなったと言うことかできる。
ここに分類される基準は萌え要素の有無である。絵柄が最重要要素のひとつであるため、従来の4コマ漫画よりも丁寧に描写されている作品が多いことが特徴に挙げられるが、それ以外は比較的自由である。また4コマ目でオチを付けることは必須条件ではないため、物語が全体として進行するストーリー4コマの特徴を含む作品も多い。4コマ目のオチが全体的に淡白であり、中には4コマ目でオチがなく次の4コマへ向けての「承」や「転」に当たる展開が延々と続くものすら存在する。これは、オチのインパクトよりも、萌えキャラの存在が作品の人気を大きく左右するためキャラクター性が重視されるからだと考えられる。なお、いわゆる「脱力系4コマ漫画」(例・「らき☆すた」、「ゆるめいつ」など)も作品全体の雰囲気がゆるく脱力系で進行するという意味で前者と同様「ゆるい作品」と表現されることが多いが、後者は原則4コマ目で落とす展開の連続で作られているため、前者と後者の「オチ」の性質は似て非なるものと言える。また、ストーリー漫画出身の作家も多く、感動的な展開で締めくくる作品が萌え4コマ系統によく見られるのも「萌え4コマは笑いのインパクトが薄い」と印象づけられる原因の一つとなっていると言える。

他にもドタバタラブコメディのような作品の手法を応用した終始ハイテンションな展開のネタで突っ走る作品も存在するが、画風などの特性においては萌え4コマと共通しており、同種として括られているのが通常である。

萌え4コマの元祖を特定することは難しく、万人が納得する一つの作品に絞り込むことはできていない。萌えるかどうかは作品だけでなく読者側の問題でもあり、伝統的な4コマ作品でも受け手次第で萌えることは可能といえる。

萌え4コマ雑誌の先駆者はまんがタイムきらら(2002年創刊)だと言われるが、その母体にはOLなど女性を主なターゲットとしたまんがタイムジャンボ(90年代初頭から存在、独立創刊は1995年)、まんがタイムラブリー(1995 年創刊)などの雑誌が存在し、ここですでに萌え4コマの萌芽が見られる。これらは伝統的な4コマの体裁を取りつつキャラクター重視、絵柄も重要な要素となり、少女漫画家の流入もあった。萌え4コマとしての資質を充分に備え、現在もそのように読まれている(読者層が重なる)場合が少なくなく、「ジャンボ」などは逆に「きらら」の影響を受けて以降、雑誌自体が萌え系中心へシフトしている。同時期に読者の年齢層が重なる一般青年誌に掲載された4コマ漫画にもその傾向が見られ始め、その代表的作家であるももせたまみは現在でも萌え4コマの第一人者として活躍しており、他にも成人向け美少女漫画誌の箸休めとして掲載される4コマ作品も萌え4コマの母体のひとつに数えられ、樹るうやみやさかたかしらといった作家がここから輩出されている。また、同人誌界で活躍している作家が4コマ漫画業界に多数参入してくるようになったきっかけも萌え4コマの流行と「きらら」の創刊であると考えられているが、それ以前から4コマ漫画誌でデビューを果たしていた胡桃ちの・青木光恵・さんりようこらと言った作家も元々はと言えば同人誌活動をしていて、後に漫画家としてデビューした作家である。
新声社・エニックス・双葉社などが刊行したゲームパロディ4コマも源流の一つに数えられる。キャラクターが中心であることは言うまでもなく、画風も作品によってはストーリー漫画なみの描き込みが見られ、タイプとしては現在の萌え4コマとあまり変わらないものもある。
しかし萌え4コマ雑誌は、上記の「まんがタイムきらら」シリーズを除いて長続きしていないのが現状である。2004年には5誌が創刊したが、現在『まんがタイムきららMAX』を除いて全て休刊している(最も長く続いた雑誌は双葉社の「もえよん」で1年1ヶ月、13号)。その後、2006年9月に一迅社から「まんが4コマKINGSぱれっと」が創刊し、2008年創刊の姉妹誌「まんがぱれっとLite」共々現在に至るまで刊行が続いている。
他にも、2003年には竹書房から一般誌と萌え4コマ誌を折衷したタイプの雑誌として「まんがライフMOMO」が創刊している。2000年代後半頃からは芳文社刊においても萌え4コマの性質を持つ系統の作品であっても新人または4コマ漫画は初となる作家の作品は『きらら』系へ、既にある程度4コマ漫画で実績のある作家は他の系列一般誌へと振り分けられる傾向が強くなり、これと同時に他社を含めたほぼ全ての一般4 コマ誌においても数本程度は萌え(ビジュアル)系4コマ作品が掲載されることが通常となるなどの影響を与えている。
また購読者層の男女比率は圧倒的に男性が多く、一般的な4コマ誌では概ね半々であるが「きらら」や「ぱれっと」系統では男女比が9:1〜8:2にものぼり、折衷タイプの「MOMO」でも7:3で男性読者の方が多い。

....Wikipediaより抜粋....



萌え4コマが好きな人のコミュニティです...


萌え4コマってジャンル自体知らない人が多いのでは....?


4コマっていいよね!

http://wiki.livedoor.jp/at4koma/


【対象雑誌】
『まんがタイムきらら』
『まんがタイムきららCarat』
『まんがタイムきららMAX』
『まんがタイムきららフォワード』
『まんが4コマKINGSぱれっと』
『まんが4コマKINGSぱれっとLite』
『まんがライフMOMO』...etc

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