将来有望な指揮者です。
ピエタリ・インキネン
参加承認制ですが、申請していただければ、ほとんど承認いたします。
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ピエタリ・インキネン(Pietari Inkinen, 1980年 - )は、フィンランド出身のヴァイオリニスト、指揮者。
来歴 [編集]
4歳のときに北キュミ音楽院でヴァイオリンを習い始め、シベリウス音楽院でトォマス・ハーパネンに師事。14歳でヨルマ・パヌラ、その後、レイフ・セーゲルスタム、アッツォ・アルミラらに師事し、指揮の指導をうける。1998年にケルン音楽大学でザハール・ブロンに師事し、2001年に修了。ネーメ・ヤルヴィ主催のマスタークラスに参加し指揮の指導をうける。
第9回クオピオ・ヴァイオリン・コンクール第1位(2000年)、第8回国際ジャン・シベリウス・ヴァイオリン・コンクール第4位と特別演奏賞を受賞。
ヴァイオリニストとしての活動を開始し、フィンランド放送交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団など、フィンランドの主要オーケストラとの共演多数。ピンカス・ズーカーマン、イツァーク・パールマン、アナ・チュマチェンコ、オリ・ムストネンなどの演奏者とも共演活動も行う。室内楽活動では、自ら率いる“インキネン・トリオ”でロンドン公演を行っている。現在は、フィンランドのギレンバーグ財団が所有する1732年製のカルロ・ベルゴンツィを使用している。
指揮者として、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団ほか、北欧の主要オーケストラとの共演多数。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、BBCフィルハーモニック、hr交響楽団(旧フランクフルト放送交響楽団)、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、香港・フィルハーモニー管弦楽団、国立芸術センター管弦楽団、ラインランド=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団、ボーンマス交響楽団、KBS交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団ほかとの客演演奏多数。
2008年1月、ジェームス・ジャッドの後任としてニュージーランド交響楽団音楽監督に就任。2009年9月から日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に就任し、第613回定期演奏会(サントリーホール)で就任後初となる演奏会を行う。
交響曲のみならず、オペラの指揮活動も行い、フィンランド国立オペラに定期出演。2006年にモネ劇場で「春の祭典」を指揮してベルギー公演を行う。
ナクソスとの関係が深いニュージーランド響との収録CDを多数発表している。その他に、エームス・クラシックスより、バイエルン室内フィルハーモニー管弦楽団ほかとのCDを発表している。
演奏会ではフィンランド出身の作曲家ジャン・シベリウスの演目を指揮することが多い。
公式ホームページ
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日本フィルのホームページ
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