「年齢とは、ただの数字に過ぎない」
いま、世の中は暗いニュースばかりが横行しています。
この世相を打ち破るのは、まさにバブルも不景気もすべて経験し、高度成長期の中で一度は夢を抱きながらも、そのエネルギーの発散する場を失ってしまった「昭和の男達」なのである。
そんな男達がもう一度、まっすぐ栄光に向かって歩み始める時、それは時代をも動かすムーブメントとなるに違いない。
今一度、世の中年男性が息を吹き返さなければならないのだ。
昭和のあの勢いをもう一度取り戻すためにも!
これは日本を元気にする壮大なプロジェクトの序章なのである。
NiceMiddle!は中年男性によるアンチエイジング・ファイト。
【ネーミング】
アンチエイジングとは抗老化のことです。ファイトとは闘い。
しかし、相手との闘いだけではなく、自分(年齢)との闘いでもあります。
ナイスミドルという言葉を辞書でひもとくと「かっこよさと思慮深さとを兼ね備えた中年男性」(大辞泉)と書かれていますが、もう一つの意味として、キックボクシングや空手などの打撃系格闘技の試合において、ミドルキックがうまく決まった時に、セコンドが「ナイスミドル(キック)!」という言葉をよく使うところからきています。
それらのことから、アンチエイジングファイト・ナイスミドルとは、すなわちキックボクシングを通して、いつまでも強く、若々しく、カッコよくあって欲しいとの思いが込められています。
【背 景】
格闘技というのは、これまで若い人のためのものという意識がありましたが、最近では40歳から50歳の間でジムや道場に通う「大人の格闘技」に魅入られた闘う中年男性の姿が多く見られるようになりました。
これは、健康と生きがいの発見につながるという意味もあるということで、各種の格闘技道場にはこれまでの子供向けや女性向けのコースに加えて、中高年向けのコースが増えてきました。
女性はダイエットなどによる効果からフィットネス感覚、中年男性は社会生活で満たされなかった夢や願望を満たすために、また、さらなるチャレンジ精神を養うためにジムに通うという背景があるようです。
【目 的】
「四十肩」「四十腕」・・・40歳を過ぎると体力がガクンと落ちる年代なのでしょう。ともすると、黄昏(たそがれ)世代とも言われがちな40代からの男性にスポットを当て、「リング」という輝ける夢の舞台を用意いたしました。
どちらが強いかだけを競う従来の格闘技イベントではありません。
いままで何を背負って生きてきたのか、その生き様を見て、その世代が自信を取り戻すことを目的とします。
【安全面】
40歳以上中年男性のキックボクシングの試合ということで、ダウンは一般の試合に比べて早めにとります。
血圧、血液検査等のメディカル面の義務付けや、保険の加入はもちろんのこと、公正と厳格を処するため、レフェリー・ジャッジ・ドクターは格闘技大会経験者に依頼し万全を期します。