■オールライト工房
高田もとのりさんと弟の高田唯さんが、
活版印刷を未来に残すことを目的として開いた工房です。
「活版印刷」とは、活字を組み合わせて作った版で印刷することです。
高田さん兄弟が、活版印刷を始めたのは、世田谷区が主催で行われた「活版再生展」で活版印刷に魅了されたのがきっかけです。
展示終了後、破棄される運命になってしまった活版印刷を貰い、
老舗印刷会社の金羊社の1階のスペースで2008年5月に工房を開きました。
紙を刷っているというより、「印刷物を作っている」感じで、
一枚一枚手で作られ、デザインも自由に出来るけれど、
その分文字をレイアウトするだけで大変だそうです。
「10年後に活版印刷が、印刷の表現の一つの選択肢として当たり前に存在していたら嬉しい」と既に無くなってしまった「活版印刷」ですが、
未来へ残そうと活動をしています。
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