マッスルジャパン。
それは
雲であり
海でもあり
星であり
太陽である。
昭和の暮れに
小倉家に舞い降りた
純白の堕天使。
聖と名付けられた彼は
度々
ひじりやらせいやらと呼ばれ
「さとし!」と正しながらも
たくましく育つ。
まあまあの
小中高を送り彼は
この街神戸に舞い降りた。
色とりどりの友を得た彼は
ひじりでも
さとしでもなく
【マッスル】と
呼ばれることになるのだった。
さあ…
力を込めて…