- 詳細 2024年4月30日 00:06更新
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三菱商事は10月27日、複数の小売店で使える共通ポイントプログラム「Ponta（ポンタ）」を立ち上げると発表した。当初の導入企業はコンビニエンスストア大手のローソン、レンタルDVD／CD大手のゲオ、「シェル」ブランドのガソリンスタンドを展開する昭和シェル石油の3社。2010年春から各店舗でサービスを始める。
三菱商事株の子会社ロイヤリティマーケティング（LM）が共通ポイントの発行、運営、管理を手がける。ローソンはサービス開始と同時に、既存のポイント会員1000万人を共通ポイントに統合する。ゲオは2009年11月から会員1000万人に順次移行手続きを案内する。これで2000万人の会員を確保し、3年後には会員数3000万人規模、提携企業数30社を目指す方針。
ポイントの導入店舗は、ローソンの約8600店、ゲオの約950店、昭和シェル系のガソリンスタンド約3500店舗。
ローソンは共通ポイントを利用して、より広範なマーケティング分析や販促を行う計画。ゲオはレンタル会員の利便性向上と新会員の獲得を図るほか、貸借対照表からポイント引当金をオフバランスする考え。昭和シェルは共通ポイントがガソリンスタンドへ来店するきっかけになると見込む。
