NHK2009年秋 土曜9時から9時50分のドラマ、全5回。
<番組紹介>
全盲となった教師が復職への困難を乗り越え、生徒たちや同僚の教師たちとのふれあいの中で成長していく、愛と感動のヒューマンドラマ。
「チャレンジド(challenged)」は英語で障害者をさす。神からチャレンジという使命を与えられた人の意。
教職への夢をあきらめず、苦難を乗り越えて教壇に復帰し、持ち前のひたむきな姿勢とたゆみない努力で、生徒達に人を愛することの大切さを教えていく主人公と、生徒たちとの心の交流を通して現代の教育のあり方や意義を問いかけるドラマ。
<キャスト>
・塙啓一郎(38)…佐々木蔵之介 2年3組担任 国語教師
・塙幸江(35)…富田靖子 啓一郎の妻。時に叱咤激励するが、ラブラブ
・筧丈治(65)…夏八木勲 元全盲の教師で、「全盲の教師の会」会長。啓一郎の良きアドバイザー。競艇場で、競艇のエンジン音の違いから、勝敗を聞きわけてアドバイスもしている。
・花村聡吉(58)…西郷輝彦 啓一郎の勤務先の校長で、グレてた(?)幸江の元恩師
・新谷京子(22)…村川絵梨 2年3組の副担任で国語教師
・落合拡(40)…田中実 学年主任の数学教師 定規をそろえるのが好き?
・山崎ロビンソン武(35)…川平慈英 英語教師 日系アメリカ人?と思いきや、NHKによるとアメリカナイズされた人らしい。最初に啓一郎の理解者になった
・板橋律子(33)…くわばたりえ 体育教師 情に厚い?
・阿掛登志彦(25)…南周平 イケメン保健教員
・ポンタ(2)…? 介助犬のラブラドールレトリバー
※子役の子の名前が分かる方、教えて下さい
補足:欧米では、障害者を「チャレンジド」と言います。それは障害=ハンディキャップを持つ「ハンディキャップド」(handicapped)ではなく、NHK表記のように、天からチャレンジの機会を与えられた人といいう意味であるとともに、現在チャレンジ中であり、それと共に生きている人、という意味でも用いられています。
補足2:現在、障害者の各企業、団体等への雇用目標は、全従業員における2%とされています。しかし、1%以下というのが実際です。「チャレンジド」のように、学校教育の場での障害者雇用は特に進んでいないと言われています。このドラマを通して、障害者雇用についても考える場となることを祈ります。
補足3:蔵之介さんがこのドラマで失明した原因として設定されているのが、「網膜色素変性症」という、難病指定されている病気です。4000人に1人の割合で発症するとされており、中途失明の3大疾患の一つだそうです。ドラマのように劇的に進行するのではなく、夜盲症などの初期症状から、視界が狭くなり(視野狭窄)、視力が低下する病気です。現在まだ、治療法は確立されておりませんが、今後、さまざまな治療法が期待されています。
情報:http://
管理人、南国ハイビスカスは「障害者」という言葉をコミュ内で用いると思います。現在、当事者にとっては「害」ではないということから、「障がい者」と言う表記を広めようという動きがあります。しかし、「害」を「がい」に表記変換するだけでなく、当事者を障「害」者にしている、まだ十分にバリアフリーでない社会、あるいは障害に理解がない個々人が、当事者にとっての「害」である、という意味を含め、この言葉を使います。
困ったときには