Sonny Terry 1911-1986 harmonica,vocals
Brownie McGhee 1915-1996 guitar,vocals
最高のブルースチーム。
2人には不仲説もあったが、何だかんだで実に40という長きに渡って活動し、ブルース・デュオとしては最も有名で息の長い存在となった。
その根底にあるのは東海岸の伝統的なブルース。
特に一連のフォーク・ブルース作は、60年代のフォーク・ブームもあって幅広いリスナーを掴んだ。
テリーは、同年代では最も影響力の強かったプレイヤーの一人。
テリーのフーピンと呼ばれる奏法は、多くのプレイヤーにコピーされた。
1930年代にブラインド・ボーイ・フラーと出会い行動を共にするようになる。
そして1941年、フラーが亡くなると、テリーはマギーと組み、伝説のデュオが誕生したのだった。
ハーピスト、サニー・テリーとのデュオで有名なブラウニー・マギー。
50年代後半から60年代にかけて起こったフォーク・ブルース・ブームを代表するカントリー・ブルースマン。
そして40年代後半から50年代半ばくらいまでの都会的なR&Bアーティスト。
"フォーク"マギーは北部の白人のフォーク・リヴァイヴァルの一環としてブルースを演奏することを求められた。
一方"R&B"マギーはリアル・タイムな音楽を志向し、東海岸のカントリー・ブルースをバンド・スタイルでロックさせている。
ノースカロライナのテクニシャン、ブラインド・ボーイ・フラーの影響が強く、フラーの死後"フラーNo.2"を名乗っていたほど心酔していた。
困ったときには