第9回模擬国連関西大会
生物多様性条約事務局臨時作業部会
[遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する国際的枠組みの策定]
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会議お疲れさまでした〜☆
某セクレタリーのご提案により
コミュニティーをつくらせて頂きました!
生物多様性を愛する皆さん。
時を同じくすべく、運命によって結びつけられた各大使のみなさん。
会議は終わってしまいましたが、
今後も法的拘束力をつけていく議論の収集を目指して、
見えない拘束力で結ばれたもぎこっかー同士頑張っていきませんか?
せっかくの出会いを大切にしたいと思って作りました!
COP10の動向も気になる事ですしww
是非是非はいっていろいろとお話しませう
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第9回模擬国連会議関西大会
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生粒t多様性条約は
?地球上の多様な生物を保全すること、
?生物多様性の構成要素の持続可能な利用、
?遺伝資源の利用から生じる利益を公正かつ衡平に配分すること、
以上3つを目的をとして1992年に採択された条約であり、現在190カ国が締結しています(米国は未締結)。
当条約の締約国は1~2年の間隔で締約国会議(COP)を開催し、
先述した3つの目的を達成するための具体的な方策に関して議論を重ねてきました。
そして、次回のCOPであるCOP10は、 2010年10月18日~10月29日に
日本(愛知県名古屋市)で開催されることが決定しています。
このCOP10で最も重要な論点のひとつとなるのが
「遺伝資源 へのアクセスと利益配分(Access and Benefit Shearing: ABS)に関する国際的枠組み」の策定です。
これは、生物多様性条約の目的のひとつ
「遺伝資源の利用から生じる利益を公正かつ衡平に配分すること」
に深く関連する議論です。
基本的に遺伝資源は途上国に多く存在しますが、その遺伝資源を活かすための技術は先進国が多く保有しています。
そのため、多国籍企業による遺伝資源の搾取・収奪を危惧する途上国と、
遺伝資源へのアクセスを容易にして自国企業の技術革新を促したい先進国
との間で対立が続いている現状があり、
今日まで、遺伝資源提供国である途上国は法的拘束力のあるABSに関する
国際的枠組みの策定を主張し続けています。
2006年に開催されたCOP8の決議においては、
ABSに関する国際的枠組みの策定に関して多方面から
検討を続けてきた作業部会に対して遅くともCOP10までに何らかの議論の
目処を出すことを求めており、現在、当該作業部会ではCOP10を見据えた
白熱した国際交渉が行われています。
ABSに関する議論はなじみが薄く専門性が高いものですが、
その一方で私たちの生活に密接に関わっていますし、
COP10の開催を控え、開催国日本のリーダーシップが問われている問題でもあります。
一緒に、COP10開催国日本の学生としてこの問題に関して考え、
国際問題に関する視野を広げていければ、と考えています