スロヴァキアの倍音フルートfujaraフヤラを奏でる人、音色に惹かれている方、興味のある方のためのコミュニティーです。
フヤラとは〜
スロヴァキアの伝統的な木管楽器で、長さは約170~180cmで基本ピッチはGですが、少し短いサイズのA管(150cmくらい)と大きなものだとF管(200cmくらい)の大きなものまであります。
elder tree(スイカズラ科ニワトコ=接骨木)を材質に作られています。これは、単純に『芯が柔らかくくりぬきやすいから』 とのことです。
現地でバチャと呼ばれる羊飼いが嗜む楽器ですが、彼らはフヤラを『吹く』と言わず『フヤラと話す』『フヤラに語りかける』と言うそうです。
遠くまで響く独特の音色は警報や通信手段としての役割も果たしています。
フヤラには音階調節の穴が3つしかありませんが、息の強弱で2オクターブ半の音階を吹き分けます。また穴を半分塞ぐ事で半音を出します。
伝統的には酸で焼いたり、ビーズや金属などで象眼をしたりして装飾されています。
2004年にUNESCO世界文化遺産に登録されました。
いろいろなフヤラはこちらをご覧下さい。
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単純に現在国内での演奏者が圧倒的に少ないです。
そうした方への交流の場になったら幸いです。