『アームスリング』というものをご存知でしょうか?
腕を骨折してしまいギプスをしている時、肩の脱臼を治療する際、腕をどうされていますか?
三角巾を首にかけ、怪我した腕を吊るしあげ固定・保持を行いますが、三角巾より機能を向上させかつファッショナブルな『アームスリング』というものがあります。
トップ画像の青い布製のものがアームスリングです。
海外の他の先進国では腕を吊る場合、三角巾よりアームスリング(用語の定義は後程)の方が主流となっておりますが、日本ではまだまだ使用頻度が低く、アームスリングの認知度も低いため名称自体もご存じない方が多い現状です。
当コミュニティーでは多種多様なアームスリングの紹介、アームスリングの使用例等を紹介することにより、『アームスリング』の認知度を高めるとともに、日本におけるアームスリングの普及促進を目標とします。
腕や肩を怪我して不便で生活もままらない時こそ、自分好みのファッショナブルでスタイリッシュなアームスリングを使ってみませんか?
アームスリングに関する装着体験、感想、ドラマやCMでの使用例等情報がありましたらご一報お願いいたします。
【用語の定期(適宜更新)】※医療等専門知識をお持ちの方からのツッコミ大歓迎です
『ARM SLING』・・・治療目的により腕を首ないし肩から牽引し固定・保持するための用具
『アームスリング』・・・ARM SLINGから三角巾及びスカーフ等除いたもの。
アームストラップは含まれる。
アームスリングの分類
?標準型・・・腕を保持するポーチ部分と、そのポーチ部分を牽引しその荷重を首ないし肩に分散させるスリング部分で構成されているもの。
腕を吊っていることを重要視する。
?簡易型・・・アームストラップ等構造が単純でありポーチ部分とスリング部分が一体になっているもの。カラーアンドカフも含まれる。
?拘束型・・・標準型からさらに腰へスリング部分を足す等により肩の運動を拘束するもの。腕を頭上に上げられない構造のもの。別名イモビライザータイプ。
?そのた変形型・・・上記3種から構造が著しく逸脱しているもの。