横浜開港150周年記念演劇「マリア・ルス号事件」のコミュニティです。
明治5年、実際に横浜港で起こった「マリア・ルス号事件」。日本の人権問題、国際社会における歩み、弁護士制度などを語るには絶対に外せない、我が国にとって非常に重大な事件であるにもかかわらず、今日では知る人はほとんどいません。
150周年の機会に少しでも多くの方々に知っていただき、人権問題、国際社会、そして日本人としての誇りを再度認識していただきたいとの想いで企画しております。また、150周年をただお祭り騒ぎして終わらせるのではなく、こうした歴史や誇りを、次代を担う子供達にきちんと伝えていくことこそ150周年を生きる私達の最大の使命であると考えております。
お盆の時期ではございますが、是非ご来場下さい!
横浜開港150周年記念
マリア・ルス号事件
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◇後援
横浜開港150周年協会、横浜市開港150周年・創造都市事業本部、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
◇協力
横浜地方検察庁、国連NGO横浜国際人権センター、横浜日中友好協会、中華会館、
一般社団法人海洋環境修復協会、ロータリークラブ、牧島功(神奈川県議会議員)、新堀豊彦(元神奈川県議会議員)、新堀典彦(神奈川県議会議員)、谷地伸次(横浜市会議員)、飯田助尚(横浜市会議員)、他 (順不同・敬称略)
※慶應義塾創立150年記念イベント認定
会場:横浜市開港記念会館
期間:平成21年8月12日(水)〜14日(金)
12日(水)19:00
13日(木)13:00/19:00
14日(金)13:00/18:30
※13時の回は終演後、横浜地方検察庁による裁判員制度セミナーがあります。
◇チケット
一般4,000円、小・中・高校生2,000円
13時の回のみ小・中・高校生は1,000円、同伴の保護者2,000円(血縁の保護者2名まで)となります。
※学生券・保護者券ご利用の際は受付で学生証・身分証明をご提示いただく場合がございます。予めご了承下さい。
◇ストーリー
明治5年、横浜港に1隻の船が入港した。船の名前は「マリア・ルス号」。当時日本とは条約未締結国であったペルー船籍の船であった。
その船、客船というにはあまりにもみすぼらしく、ある晩、一人の清国人が海へと飛び込んだ。男の名は木慶(モクヒン)。マカオにて騙されて乗船させられ、ペルーへと売られていくところであった。
マリア・ルス号には木慶と同じく230名もの清国人奴隷がまるで荷物のように狭い船倉に詰め込まれていた。
この木慶が助けを求めたところから国際社会に向けて歩みだしていた日本は想像もつかない事件に巻き込まれていく。いや、若き志士たちが自ら飛び込んだと言うべきだろう。
国際的に非常に立場の弱かった日本は、国内でさえ治外法権に悩されていたというのに、下手に外国の問題に手を出せば条約締結国の非難を浴びることは必定であった。
しかし、外交上の問題だけではなく、人道上許せないとして、断固立ち上がった日本人がいた。
大江卓、神奈川県権令。現在の副知事に当たるこの人物は、弱冠25にして政府高官達が尻込みした難事件に敢然と立ち向かっていった。
◇キャスト
平沼成基/ホリベン/野口逢里/野田博史/大音文子/平瀬ゆう/yeye/渡部荘一郎/大和尊/内田雅己/片岡秀一/石川裕太/池田裕治/豊原和秀/樽見貞行/長谷川龍/月島シノブ/大森勇一/矢野雄大/川出拓也/松尾知宜/中村俊洋(ナレーション)
◇スタッフ
演出:岡田和子(俳協)、脚本:召水雷禅、音楽プロデューサー:ジョー・リノイエ、舞台監督:七星菊香、照明:萩原賢一郎(アルティプラノ)、照明操作:郡大輔、音響:中村嘉宏、美術:田代利之(俳協)、映像監督:五十嵐大輔、映像制作:SOS団、メイク:HISAE、衣装協力:ベルブライト・きもの道楽、当日スチール:世良安樹子(温)・有希(温)、題字:朝倉芳州、ポスター画:相沢克人、撮影協力:千葉県立房総のむら、ハウステンボス、プロデューサー:平沼成基、製作委員長:李家彰
よろしくお願い致します!