コズミック・アーティスト

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詳細 2018年11月16日 18:11更新: ○o｡..:☆ コズミック・アーティスト ☆:..｡o○　　

　あなたあなたそしてあなた　
　～すべての存在が宇宙の中のかけがえのないアーティスト～

〔西暦2009年・地球〕
便宜上、ローマ帝国の神学者・小ディオニュシウスの算出した暦に従えば、
今、私たちの位置する時空元は西暦2000年代初頭と表せるでしょう。
この時を愛と光の惑星・地球にて過ごす選択をし、
人間と宇宙、時間と空間の本質に目覚めるまでに気付きを深めて来られたみなさん。
これまで数限りない旅を続け、いくつもの星を、文明を通り抜けて来られたみなさん。

お元気ですか？
今、この瞬間も喜びに包まれていますか？
子供の頃のまま創造の遊戯に夢中になっていますか？
新しい地球へと旅立つ準備はできていますか？

私たちが選択したこの時代は、
毎日がフェスティバルのクライマックス立ち会っているような特別な時だと聞いたことがあります。
私たち地球人は、多様な時空との交流を前に、
同じ星に住む兄弟姉妹としてお互いを認識する時だとも聞いています。

みなさんにとって世界はどんな姿をしていますか？
この時空に存在するものは本来的に見ればすべてがアートです。
すべての存在は、その内に美と愛、光と創造性を秘めているからこそ、
私も、あなたも、動物たち、植物たち、鉱物たちも、
こうして現象化し、お互いに交流することが可能になったのではないでしょうか。
また自己の意識をコントロールし、意図的に用いる能力を持つ私たち人間は、
本来的には全員がアーティストなのではないでしょうか。
人間であることの意義とは、意識の自由性を用いて、
自己のありとあらゆる可能性(美、愛、光、喜びの創出へとつながるその他諸々の性質)を探究することであり、
アーティストとして在ることが私たちの使命であるように思います。
あなた、あなた、そしてあなた・・・、
信じられないかもしれませんが、
私たち一人一人がそうした愛と光の存在であり、アーティストです。

〔西暦1330頃・京都〕
意識の焦点を転じ、西暦1330年代、鎌倉幕府下の京近辺にて、
後に日本三大随筆の一つに数えられる「徒然草」の序文が書き下ろされました。

　つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、
　そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

古典的な解釈とは異なりますが、
この時の吉田兼好の心境を現代風に置き換えてみたいと思います。

　「予定のない休みの日に心をふわっと宙に浮かせて、モニタの前で、
　心に生じたあれこれをとりとめもなくタイプしていると、
　後には自分が書いたとは思えないメモが残っていて自分とは何者であるのか理解に惑う感じだ」

インスピレーションは多くの場合、日常の意識の働きが鈍った時にやってきます。
集中して仕事をし続けてきて、ふっと気がゆるんだ時、
暖かなシャワーで体を洗い流している時、
朝まどろみの中から意識が目覚める時、
そして掃除、料理、靴磨き、散歩、・・・創造的なことに没頭していればどんな時にでも！

吉田兼好のように休みの日に時間をかけて考えたれた言葉でなくても、
日々のありのままの生活の中にやってきた言葉を、
カタチに留めてみませんか？
インスピレーションを受け取り、そのままカタチにすること、
それは最もシンプルで全ての人に可能な創造であり、
時には宇宙の根源へも通じる可能性に満ちたアートです。

〔西暦1779年・ロンドン〕
産業革命により物質的な豊かさが実現されるにつれ、
人々の意識は重たい衣に覆われるようになりました。
当時「排煙の都」と呼ばれたロンドンで、
幼き頃より天使を見、聖霊と交わった一人のアーティストが
内なる神性の輝きを詩として表現します。

　一粒の砂に世界を見
　一輪の野の花に天国を見る
　てのひらに無限を
　一瞬のうちに永遠をつかむ

ウィリアム・ブレイク「無垢の歌」より

このブレイクの詩に感化され、
大学時代に自分なりの世界観をノートに書き付けたことがあります。
(記憶になるので言葉は変わってますが。)

　アスファルトのひび割れに花をつけるすみれの花に、
　星空を見上げた時に感じる荘厳さを見出そう。
　果てしなく続き、人を無限へと誘う星空に、
　路傍に咲くすみれの花の繊細さを見つけよう。

そして・・・、

　大いなるものも、小さきものも、
　すべてを分け隔てなく「自己」として知り、
　あるがままにある存在、
　その存在の思いが私たちの表現を通して奏でられますように。

このコミュでは、私も一人のアーティストとして、
表現する喜びを感じてみたいと思ってます。
そしてみなさんの生活の中で生まれたささやかな気づきや直観が、
それぞれの選択した自由な形式で表現できる場であればいいなと思います。
詩、散文、写真、絵画、その他思いつくままどのような形式でも！
これまで自分1人の内に温めてきた作品でも、
誰かの表現に触れ、感じた言葉でも大丈夫です。

願わくばこの場で表現された作品の一つ一つが
結晶化した宇宙の輝きとして保持され、
作品に接する人の心に光を投げかけますように。
これから表現される作品が多くの人の心に
光との出会いの記憶として残されてゆきますように。

最後にこのコミュを立ち上げるきっかけを与えてくださった、宇宙のフィンさんに心からの感謝と敬愛の思いを捧げます！

それでは皆さまのお好きなやり方で、自由に気楽にこのコミュを楽しんでみてください！