トロントから現れた実力派シンガー・ソングライター、Melanie Fionaのデビュー・アルバム。Sam Cooke、Nat King Cole、Gladys Knightなどのクラシック・ソウルから、Whitney Houston、Bob Marley、Sade、Patsy Clineなどの影響を受けたFionaが自ら消化し、構築した音楽が収録されている。先行シングル「Give It To Me Right」はThe Zombiesの「Time Of The Season」を大胆にサンプリングしたトラック。
TOWER RECORDS
UKで活動する新人シンガーのデビュー盤。基調となるゾンビーズやマーサ&ザ・ヴァンデラス、ジョニー・テイラーなどをネタ使用したエイミー風レトロ・ソウルも、ハスキーな声質にマッチした秀作だ。が、R&B通がそれ以上に注目すべき点は名手アンドレア・マーティンが5曲をプロデュースしていることだろう。特に終盤に収められたふたつの素晴らしいスロウ・バラードは、レトロ云々を超えた普遍的な良曲だ。
池谷昌之
アフリカのガイアナ出身の両親を持つトロント出身のシンガー・ソングライター、Melanie Fionaのデビューアルバム。そんな彼女の出自を表すかのような、民族、ジャンル、世代、性別の違いに存在する隔たりに架かる“橋”という意味のタイトルをつけた。Sam Cooke、Nat King Cole、Gladys Knightなどのクラシック・ソウルからWhitney Houston、加えてBob Marley、Sade、Patsy Clineなどの影響を受けたFionaが自ら消化し、構築した音楽が収録されている。リード・シングルは、Zombiesの「Time Of The Season」をサンプリングした「Give It To Me Right」です。
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