ビールファンの間ではご存知の方も多いかと存じますが、皆様に愛されてきた広島の地ビール「三次ベッケンビール」が7月13日から休業に入ることが決定されました。醸造長の志村さんはじめとした従業員のみなさんは解雇されてしまいます。
三次ベッケンビールは、非常にレベルの高い味と品質で広島県内のみならず、日本全国のビールファンに愛されてきました。各地で開催されたビールイベントでは絶大なる人気を得、特にここ最近各地のビアバーへの進出は目を見張るものがありました。もはやこのビールは地元広島だけの宝ではなく、日本全国のビールファンの宝物なんです。
この素晴らしいビールを決してなくしてはいけないと思います。三次ベッケンビールファン一丸となって、「ベッケンビール存続」の声を三次麦酒の経営陣に届けて存続を実現させましょう!
<以下中国新聞の記事から引用>
三次市の地ビールメーカー、三次麦酒(三田正司社長)が13日から一時休業することが8日、分かった。出荷量や製造工場と併設するレストランの売り上げが伸び悩んだ。従業員は全員解雇する。今後、地元などと話し合いながら、再開を目指すという。
三次麦酒は1997年、地元商工業者が出資して設立。「三次ベッケンビール」の商品名で製造販売、併設レストランの営業を行ってきた。初年度はビール、レストラン併せて約3億2千万円を売り上げた。
しかし、全国的に地ビール業者が苦戦する中、低価格の発泡酒や「第三のビール」に押され、出荷量はピーク時の2000年度の約7割に低下。昨年度の全体の売り上げは約1億5千万円にとどまった。02年にレストランのホールを増床し、結婚披露宴や宴会客の取り込みを図るなどしてきたが、昨年秋以降の景気低迷も追い打ちをかけた。 正社員8人とパート従業員11人は14日で解雇。ビールの出荷は予約分を含め25日ごろまで続ける。今後、残務整理をしながら、商工業者らと協議、再建策を探るという。
【署名活動が中国新聞の記事になりました】
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売り上げの低迷で13日に休業した三次市の地ビールメーカー「三次麦酒」の営業再開を願い、首都圏や広島の愛飲家が署名活動を始めた。インターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じ、全国に広がっている。
広島市西区の会社員伊藤直弘さん(41)は賛同者の一人で、行きつけの飲食店や酒屋に署名用紙を置く。「あの味は地域の文化。廃業ではなく休業を選んだ経営者の思いに応えたい」。用紙を置く店は北海道から鹿児島県まで約40店に上る。
署名の発起人で東京都町田市の元酒販店員馬川康子さんは「高評価の地ビールを三次の人は誇っていい。地域密着の醸造所として再生して」。三次麦酒の三田正司社長(62)は「広く受け入れられていることに感謝する。再建に向け方策を探りたい」と話している。
署名活動はSNS「mixi(ミクシィ)」のコミュニティー「三次ベッケンビール応援団」に詳しい。広島地区での問い合わせは伊藤さんのメールmiyoshibb.supporter@gmail.com
(引用終わり)
注:これはあくまで熱烈ファンによる独自の活動であって、三次ベッケンの従業員、ご家族とは無関係です。クレームは当コミュ管理人までお願いいたします。
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