カトリック日韓学生交流会のコミュニティーです。
参加者・経験者に限らず、心を寄せてくださる皆様へ。
○日韓学生交流会の始まり
1997年のカトリック世界青年の日(WYD: World Youth Day)パリ大会において、日本と韓国の司教団により、地理的に近く歴史的な壁を持つカトリックの日韓の青年が交流することが、未来の平和につながる、という意向で、パリでの第1回開催を発端として始まりました。
○日韓学生交流会15年の歴史
当初は横浜教区を中心に開催され、以後東京教区を中心に交流活動が行われていましたが、韓国側がより広い交流のため教区持ちまわり、2005年からは日本側も教区持ち回りとなり、広島教区、長崎教区の開催が行われました。次の2009年の開催で15回を迎えます。
○日韓学生交流会の魅力とは?
日韓学生交流会では、神様を中心にして集い、共に活動する中で、等身大のお互いを分かち合います。そして日韓の複雑で暗い歴史、事実を乗り越えて共に祈りに向かいます。多くの気付きが隠された機会であり、自分のなかで信仰の築きを得ることが出来るでしょう。海を越えて、歴史を越えて、共に祈れる仲間を通して、神様の存在を頭で捉えるのでなく、強く感じることが出来るはずです。
○日韓学生交流では何をするの?
日韓学生交流会では、ひとりひとりの青年が互いを受け入れていくプロセスが大切です。開催教区の信徒の家にお邪魔してホームステイを行います。また、マニト(心の友)として、期間中に秘密のうちに親切をする仲間を作ります。言葉の壁を越えた祈り―複雑な歴史の問題にも目をそむけず、学びと分かち合いの時間を持ちます。およそ1週間という短い時間ですが、出会いと気づきは一生の宝となります。また日韓のその後の交流も人生の宝です。日韓学生交流の鎖は世代を超えて受け継がれていきます。
困ったときには