藤森神社(京都市伏見区)
伏見区深草の京都教育大の西側に、藤森神社(ふじのもりじんじゃ)がある。
平安遷都以前からある古社だが、いにしえの神功皇后が新羅(しらぎ)から凱旋後、ここに旗と武器を埋めたことが始まりと伝えられる。
祭神を見ると、神功皇后・応神天皇・素戔嗚尊(すさのおのみこと)・日本武尊(やまとたけるのみこと)・武内宿禰・天武天皇・舎人親王(とねりしんのう)・早良親王(さわらしんのう)・井上内親王・伊予親王などと、とても強そうな神様が勢揃いしている。
本殿は御所から移された
本殿裏には、都を守るために置いた4つの大将軍社の一つがある。
子供の日の菖蒲の節句の発祥の地であり、5月5日には駆ける馬上で立ったり、仰向けで反り返ったりする勇壮な馳馬神事がとりおこなわれる。菖蒲は尚武、転じて勝負に通じることから勝運を祈願に来る人が多い。
競馬関係者の参拝も多く、お馴染みの競走馬やジョッキーの奉納画も多数ある。神社も「賭馬守り」を出しており。競馬ファンは必携だろう。馬の博物館もあり、武具や馬具などが陳列されている。
参道の西側と境内奥には紫陽花苑があり、梅雨時には3500株のアジサイが咲き乱れる。最盛期には夜間のライトアップも行われる。
交通アクセス
京阪 本線「墨染」より徒歩6分「藤森」より徒歩12分
JR 奈良線「JR藤森」より徒歩10分
※駐車場あり
※境内自由
※6月上旬〜7月上旬
紫陽花苑は300円
月に1度だけ私の名前が変わりますが気にしないでくざさい