澤田さんの静かであり躁的な生活観察日記。
彼が、彼の生活圏でおこった出来事、また彼が引き寄せた出来事を、彼のフィルターでろ過し、感じ、考え、生みだした言霊の数々。もしこれらの言霊から、自虐という飾りを取ったなら意味の量はほとんどゼロに近いかもしれない。しかし、この飾りこそ彼を彼たらしめている澤田汁なのだ。其の一つ一つは、あるいは愚劣、低級だろう。でも私は構わない。それらを速射し、間断なく繋げ、敷き詰めれば、きっと不思議な光り方をすると信じている。さあ、行こう。句読点の向こう側へ。
困ったときには