〜半年前〜
キミと出逢ったのは、夏の終わりを告げる頃だった…
僕らは出逢った
キミは何を感じ、何を考えていたのか、その頃の僕はまだ気付いていなかったんだね
悲しみに暮れたキミは深い闇の中に迷い込んでいたんだろう…
そのとき、ふと見つけたんだ…哀しみの殻にこもったキミを
気まぐれなキミはいつも僕を悩ませていたね
でも、素直で真っ直ぐな心を持ったキミに僕は徐々に惹かれていったんだ
些細な事でぐらつくキミを僕はずっと支えたいと思った
でも溢れ出すキミの想いを僕は受け止める事が出来なかったんだ…
でも僕は待っている
自分の力で自分自身をコントロール出来る日が来るコトを
〜半年後〜
でももうここにはキミはいない
でも僕は待っている
キミが現れるその日を…