1947年にイタリアのシチリア島パレルモに生まれた作曲家、サルヴァトーレ・シャリーノのコミュです。
早くから頭角を現わし、独特の触感に満ちた静謐な音響世界は特に近作においては「マンネリ」との批判もありますが、特殊奏法を駆使しつつもその強烈な「必然性」を印象づける音楽時間は、やはり不思議な、耳をとらえて離さない魅力に満ちているとも思います。
CDも多数リリースされ、2005年はサントリー音楽財団の招きで待望の来日も果たしたシャリーノ。ますます身近な存在になってきています。
管理人個人としては、横浜で聴いた「ヴァニタス」、武生で聴いた木管のトリオ、あと鈴木俊哉さんがフルート作品を自らリコーダー用に編曲した版の演奏などが忘れがたいです。
経歴とか作品とか
http://
リコルディのページ
http://
主な演奏者
アルディッテイ弦楽四重奏団
ロベルト・ファブリチアー二(フルート)
鈴木俊哉(リコーダー)
ポリーニ、ダメリーニ、ホッジズ(ピアノ)
テオドール・アンツェロッティ(アコーディオン)
alter ego、ensemble recherche、klangforum wien(アンサンブル)
主なCDレーベル
ストラディヴァリウス
http://
カイロス
http://
困ったときには