József Lendvay(ヨーゼフ・レンドヴァイ)
1974年ブダペスト生まれ。幼少より父親〔伝統的なプリマ(ソロ)・ヴァイオリンの世襲家に生まれ、ハンガリー国内外でジプシー楽団‘ブダペスト・ジプシー・シンフォニー・オーケストラ’を率い活躍しているヴァイオリン奏者であり絶大な人気を博しているロマ音楽の解釈者ヨーゼフ・(“チョーチ”・)レンドヴァイ・シニア〕からヴァイオリンの手ほどきを受け、若干7歳でコンクール初優勝を果たす。バルトーク音楽学校に学び、その後リスト音楽院でミクローシュ・セントヘイに師事し研鑽を積む。ユーディ・メニューイン、イダ・ヘンデル等のマスタークラスを受講。1997年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第1位。ほか国内外の多くのコンクールでの入賞歴を誇る。ハンブルク、ベルリン、ミュンヘン、ウィーン、ザルツブルク、アムステルダム等欧州の主要音楽都市、またロサンゼルスや上海等においても、ソロやオーケストラ共演等幅広い活動を展開している。レナード・バーンスタインの提唱によって国際的に組織された若手演奏家ためのオーケストラ、‘フィルハーモニー・デア・ナツィオーネン’にはコンサートマスターおよびソロ・ヴァイオリニストとして招かれた。イヴァン・フィッシャー率いるブダペスト祝祭管弦楽団(BFO)には恒久的に客演しており、なかでもジプシー・ヴァイオリンとツィンバロンを加えた〈ブラームス/ハンガリー舞曲集〉では、レンドヴァイ親子とフィッシャー/BFOが共演、録音も発表され大きな話題となっている。
1997年ソロCD〈パガニーニ/24のカプリース〉を制作、卓越した音楽性とテクニックを余すところなく披露している。2005年には選りすぐりの仲間と共に自らの名前を冠したCD〈LENDVAY〉をソニー・クラシカルよりリリース。クラシック音楽と民族音楽が融合されたこの作品は同年ドイツの最も名誉のあるエコー賞‘クラシカル・クロスオーヴァー’部門にて受賞、絶賛を博している。
使用ヴァイオリンは1693年製ストラディヴァリウス/エクス・リース
ヨーゼフ・レンドヴァイへの評価
並外れた超絶技巧。
Die Welt
この世のものとは思えぬ美しい音と申し分のないフレージング・・・
Frankfurter Allgemeine
レンドヴァイはベートーヴェンの協奏曲を超越的な技でしかも易々と弾いてのけ、人々はただただ驚愕してその凄さを見守るばかりであった。
Westfalenblatt
レンドヴァイは名人である。それも胸をかきたてるような音楽ができる名人!
Berliner Morgenpost
・・・これまで単なるヴィルトゥオーゾ・ピースとして低く評価されてきた楽曲から、レンドヴァイは遂に音楽を引き出した。
Der Bund, Bern
聴衆をただ揺り動かしたというばかりでなく、感動させた。しかも一晩中。
・・・ヴァイオリンは歌い、泣き、笑った。
Reichenhaller Tagblatt
“レンドヴァイ・フレンズ”は文字通りの完璧な調和を聴かせてくれた。その合わせ方といったら華々しい限りだ。レンドヴァイはそのアンサンブルに乗って、信じがたいほどの超絶技巧の披露をやってのける。音楽する悦びの迸りとともに、軽やかに。
ルートウィヒスブルク音楽祭 - Allgemeine Zeitung
レンドヴァイのYOUTUBE
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レンドヴァイのアルバム『レンドヴァイ』※試聴できます
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困ったときには