Jeepの中でも日本では台数が極度に少ないJeepリバティー(和名:チェロキー)
KKリバティー/KKチェロキーのコミュです
この車はJeepワゴニアを発祥とする、Jeepのベーシックなステーションワゴンモデルの血統を今に引き継ぐ四輪駆動車です
そのコンポーネントは、Jeepブランドの元祖クロスカントリーカーであるCJ、YJ、TJをベースに、
常に対になる形で進化をしてきました
そして現在、JKラングラーにおいてアンリミテッドが設定されたことで、
「ラングラーの5ドアモデル」という影の役目も先代KJで終わりをつげ、
このKKより、ようやく独自の進化を「スタート」させることが出来たのではないかと思っております
そのKK Jeepの走りは、
先代KJ後期型のものをベースに、更に磨きをかけられた各種電子デバイス類、そしてF42%:R58%のベストバランスで稼働するセレックトラック2により、都会でも山野でも、昨今のクロスオーバー車に勝るとも劣らない洗練されたオールラウンド性に満ち溢れたものになっております
そのオールラウンド的な走りだけを言えば、最新のグランドチェロキーに非常に近いものがあり、エンジンのトルク特性的には、部分的に凌駕しているところがあります
そしてひとたび荒野に踏み込めば、脈々と受け継がれたJeep本来の安定した走破性能が、躊躇することなく顔を覗かせてくれます
その悪路走破性は、ラングラールビコンにも匹敵するとも言われております(4×4マガジン社 談)
さらにOHC V6 3.7L パワーテックエンジンから絞り出される中低速トルクの太さは、このDセグメント、ミドルクラスのボディを軽々と加速させ、気づかないうちに制限速度オーバー領域に引っ張ってくれます
先代KJは、その年式によってメーター読みで200km/h出たことからも、その後継車であるKKもJeep各車の中では、高速性能は得意な分野かと…
まぁこんな素晴らしさいっぱいのKK Jeepですが、
グランドチェロキーやラングラーアンリミテッド、パトリオットと並いる個性の狭間で、今イチ日蔭者になっておりますw
更に次期型からフィアットベースでフルモデルチェンジになるので、
KK Jeepは、国内登録台数が少ないまま、そして世界的にも決して多くないまま終わり、幻のJeep化しそうですw
今の段階から伝説(w)のJeepになる事が確実視されているKKリバティーですが、
何よりみんなで盛り上げて行きましょう!(´∀`)
ちなみに日本で現在この車は、一応形式的に「チェロキー」と呼ばれてますが、車検証には「チェロキー」とは書かれておらず、
その車名欄には「クライスラーKK」もしくは「KK Jeep」と書かれているようです
(年式によってはチェロキーと書かれているものがあるかもですけど・・・)
ナンバー登録に関しても、一台売れるごとに現車を陸運事務所に持っていかなくてはならないとディーラーさんから聞きました
メーカーサイドもそんなに出ないと見越して、一台一台の登録方法にしたんでしょうか、
まるで並行輸入車のようですね(´・ω・`;)