かつて、『ウッチャンナンチャンのこれができたら100万円』の人気コーナー『電撃イライラ棒』に高橋英樹が挑戦した事を覚えているか。
「100万円とったら家族と旅行に行きます!」
自信満々で言い放った英樹は堂々とスタート位置に仁王立ちし、まるで桃太郎侍のようにイライラ棒を両手で構えた。
司会のウッチャンナンチャンやレギュラーの久本雅美から「かっこい〜」と声が上がるも、集中力を高めた英樹の耳には届かない。彼はただ真っ直ぐにコースだけを見ていた。
スタート3秒前。照明が落ち、3つのカメラが1秒ごとに切り替わり様々な角度で英樹を捉えた。
『プ…プ…プ…
プーーーン!』
ゲートが開き、英樹がスタート。
そして、事件は起きた。
最初のカーブで英樹のイライラ棒が爆発。
会場がどよめき、すぐにリプレイが流された。
英樹のイライラ棒は完全にコースに直撃していた。完全に英樹のミスだった。
いきなりの事に、特に笑いも起きないまま「あー…」という出演者の微妙な声とテカテカの英樹の顔面どアップで次のコーナーへと繋がれた。
あの英樹のテカテカきょとん顔が今でも忘れられない人、集まりましょう。
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