宮之上 貴昭(ジャズギタリスト)
ピックを一切用いず、親指を中心とする独特の宮之上の奏法は、
ウェス・モンゴメリーの流れの中にあってさらに発展させ、
着々と自己のスタイルを確立している。
デビューレコードは天才ドラマー、フィリー・ジョー・ジョーンズを加えた〈ソング・フォー・ウェス〉。
オルガンのジミー・スミスをゲストに加えた〈タッチ・オブ・ラブ〉や、
アンディ・シンプキンス(b)プロデュースによる
初の海外レコーディング〈L.Aコネクション〉は名盤。
比類のないテクニック、歌心とその音楽性に、
全国の熱狂的な信奉者は数多く、
スウィング・ジャーナル誌の読者人気投票ギター部門では、四半世紀以上、
常にトップクラスにランクされている、我が国を代表するジャズギタリストである。
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