「私たちがヨーロッパで発展させてきたこのフレキシキュリティのモデルは、
日本のモデルになり得ると確信している」
“I am convinced that this model of flexicurity that we have developed
in Europe could be a model in Japan” (Pilling, 2008)
(EU雇用担当委員 元チェコ首相Vladimir Spidlaの言葉)
EUの労働政策「フレキシキュリティ」の導入を真剣に検討し、
議論するコミュです。
我が国の労働政策は破綻し、困窮の事態にあります。
それは基本的に現在の労働観念が「工業化時代」のまま
「情報化時代」の労働を行わんとするからであります。
ドイツのカールスルーエ大学の教授である、ヴェルナーは
「完全雇用は幻想である」と述べ、経済発展、工業化、情報化に
伴う省力化で必要な人的資源は減少し結果的に雇用需要は
縮小することを指摘しました。その中で単純労働職が
安価となり、使い捨ての構造になるのは必然であります。
これらの問題を解決するにはフレキシキュリティの導入により、
我が国の持てる人的資源の潜在能力を開花させ、労働市場の流動化と
ともにセーフティネットの再整備を行い、適切なキャリアアップのための
政策を併用するという「黄金の三角形」を用いるしかないのでは
ないでしょうか。
現在(09年02月時点)問題となっている派遣切りにしろ、大量解雇にしろ
その問題は雇用形態ではなく、セーフティネットの未整備にあります。
本質から目をそらしてはいけません。
日本の未来のために、皆で立ち上がりましょう!
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困ったときには