England北部、ヨークシャー州の小さな港町スカボローを愛してるひと、
行ったことのあるひと、
行ってみたいなと思ってるひと、
住んでいるひと、ぜひ、語り合いましょう。
////////サイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair」
の町であり、
元曲は古くから歌い継がれています。
中世の貿易港であり
世界中から商人、道化師が集まる、
笑顔の溢れる場所でした。
そこで、色とりどりで、楽しい市場が行われていたそうです。
悲しいことに、その市場は、度重なるバイキングの襲来、近くの町SEAMERとの繰り返される争いにより、消えてしまいました。
長い間、争いの中にあった壊れゆく街と、人々をずっと見守るように建っているのは、高台にある
「Scarborough Castle」
ドイツ軍による爆撃によって、足のところだけになってしまった、石造りのお城
。
その崩れた、たたずまいはとても美しい。
ほとんど、見学客もおらず、中世の衛兵の格好をした大きなおじさん、
城の上ではしゃぐ、たくさんの海鳥、
激しく荒れた風と、美しいみどり、
ヒースの岩壁が、
あたたかく迎えてくれます。
体が冷えたら、中庭にあるカフェで、熱いヨークシャーTeaかHotチョコレートaを飲むのもよいです。
ちなみに「Scarborough Fair」の歌詞はとても難解なものであり、
どうやら別れた恋人に当てた伝言のようです。
途中、繰り返し現れる「パセリ、セージ、ローズマリー、&タイム」
これらは、料理にもかかせないHERBです。
しかし、中世の魔女が秘薬に必ず使っていたと言われている、パセリ、ローズマリーが入り
身を清める効果があるとされる、セージが含まれていることから、
ちょっぴり呪術的な歌のようにも聞こえます。
また、もう幻となってしまった市場を歌うことで「反戦歌」
だとも言われています。
とてもミステリアスな歌です。
とても古い、St.Marys Parish Churchには、美しいステンドグラスがあり、
薄暗い教会の中には、やわらかい太陽の光が注ぎ込みます。
すぐ横にある墓地には、「嵐が丘」で有名な
ブロンテ姉妹の末っ子「メアリーグレイ」の著者、
アン・ブロンテが眠ります。
お墓にはいつも花が絶えません。
近くの港町Whitbyはドラキュラ伝説があり、
それにあやかり、なぜかスカボローにもドラキュラのおみやげやさんや、
お化け屋敷があります。
中世に道化師が集ったなごりなのかはわかりませんが、
海のそばに、いくつかのJokeShopがあります。
(ソフトないたずらから、ハードないたずらグッズが並び、個人的にとてもお気に入りの場所です)
海沿いにはエロなお菓子やさんがたくさんあります。
(UK全域にわたり、港町には、そんな店が多く点在するのですが、
ちびっこは大丈夫なのでしょうか。
ちょっぴり心配です。)
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