越木岩神社は、兵庫県西宮市の越木岩・苦楽園・夙川・甲陽園地域の産土神としてあがめられています。
ご祭神は『蛭子(ひるこ)大神』でいわゆる福の神「えべっさん」です。商売繁盛の神様です。
また、社名のごとくご神体として大きな甑岩(こしきいわ)があり、形状から 『女性守護・安産・子授けの神』 として有名で、関西を中心に全国から崇敬を集めています。
御由緒
『この場所は東六甲山麓唯一の霊場で、天然記念物の森におおわれた霊験あらたかな神社です。創立不詳といわれるぐらい由緒深く、甑岩を霊岩とし、今なお全国的に信仰を集めています。また、古代信仰の磐境(いわさか)・磐座(いわくら)祭祀と呼ばれ学術上貴重とされています。
その当社のご神体の甑岩は周囲約40m・高さ10mの一大大岩(花崗岩)である。酒米を蒸す時に使う「甑(こしき)」という道具に似ていることから「甑岩」と名づけられたそうです。摂津名所絵図や摂津志によると「甑岩神祠は甑岩村にあり祭神巨岩にして倚疊甑(きるいこしき)の如し、此地の産土神(うぶなすがみ)とす」と記してあるように霊験あらたかな霊岩であり昔から崇拝され、今尚熱心に毎朝毎夕お参りされる方が多くいらっしゃいます。
また、巨岩ご神体の形状から女性自身に例えられ、女性をお守りくださる神として、「甑岩」にお参りすると子授かり・安産のご利益があると言われています。
また当社は西宮神社の記録によると、正保年間(1644〜47)もしくは明暦2年(1656)に、初めて社殿が建立され、蛭子太神宮と称した。この場所に神社が創建されることになったは、甑岩が昔からここにあり、甑岩に対する信仰が古くから続いていたからこそ、その信仰を土壌として、神社祭祀にまで発展したという過程を踏んでいると思われます。
甑岩という名称の由来は、上記にも述べた岩石の形状が蒸し器の甑に似ているからであるという、岩石の形状から端を発するパターンであるが、他にも、甑岩には特徴的な伝承が言い伝えられている。甑岩に関する最古の記録は10世紀の延喜年間(901〜922)にまで遡り、甑岩から煙とも湯気とも見分けの付かない蒸気のようなもの(気体)が出ているのが、瀬戸内海に面した海岸からも見えたというものである。また、豊臣秀吉が大阪城を築造した際、その石垣用の石材として甑岩が狙われたことがあったという。その時、石工らが甑岩のノミを入れたところ、甑岩から勢いよく蒸気のようなものが噴き出し、石工らが倒れてしまったので、甑岩を切り出すのを止めたという話も残っている。実際、甑岩にはクサビの跡がたくさん残っており、江戸時代には、甑岩の一部が石垣石材のため持ち出されている。甑岩は蒸気を噴出する可動的な存在として描かれていることが伝承から分かる。』
ちなみに、
この神社はお正月の巫女さんが可愛いことでも有名です。色々な神社に初詣に行かれた方々が口々に、「ここは可愛い」と言い残していかれます。
下記は、越木岩青年会コミです。
越木岩地区の青年会のコミで、当社のダンジリの運行責任者の団体です。
良かったら、参加してお祭りにもどうぞ!!
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越木岩泣きずもうコミ
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