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MSM-03C ハイゴック
水陸両用MSのMSM−03ゴックは、その隠密性とビーム兵器の搭載による火力の充実などから高い評価を得ており、総合整備計画に基づく第2期生産MSのなかでも、もっとも積極的に設計の見直しが計された機体である。投入されてからの実績によってはMSM-07とのフォーメーションの有効性も確認されたため、運用や武装などにおける差別化も計されている。MSM-03Cは、いわばゴックの機体コンセプトのも継承した新設計機である。モノアイの形状やショルダーアーマーの構造も刷新され、全高をはじめとする機体の小型軽量化に成功。航行時の形状が改善され、巡航能力も向上している。また、エネルギーCAP技術の導入やジェネレーターなどの改善により、機動性および運動性に加え、総合火力も向上している。
これらの改修を加えたことによって生産性も向上したと言われており、開発が一年戦争末期であったにも関わらず、終戦までの間に沿相当数が生産されたとす説もある。
このハイゴックはU.C.007912月9日、ジオン公告軍の特殊部隊”サイクロプス隊”が連邦軍の北極基地を奇襲した際に使用された機体である。基地の防衛に関わった寒ジム4機をたった2機で仕留めた兵である。
形式番号:MSM-03C
頭頂高:15.4m
本体重量:54.5t
全備重量:79.2t
規準排出量:253t
武装:腕部ビーム・キャノン
腹部マシンキャノン
魚雷
バイス・クロウ
ハンドミサイル