斎藤 洋介(さいとう ようすけ、1951年7月11日)は、愛知県名古屋市出身の日本の俳優である。千葉県松戸市在住。本名は同じ。才賀京子事務所に所属していたが、現在はアクトレインクラブ所属。名古屋学院高等学校(現名古屋高等学校)、明治大学卒業。血液型はA型。左利き。息子は俳優 斎藤悠。
顔はとても細く、しばしばモアイ顔、魔法使いと評される。学生時代のあだ名は台湾バナナ。高校時代は応援部に所属。
初出演は『男たちの旅路』。初出演ながら重厚な演技を見せ、古尾谷雅人らと共に注目を集める。これ以降ドラマの重要な脇役(性格俳優)として活躍。温厚そうな顔付きだが、善人から悪人まで様々なキャラクターを演じる。
『人間・失格』では意地悪な体罰教師役を熱演。世間に名を知らしめる迫真の演技を披露し、赤井英和とともに暴力シーンを盛り立てた。また『家なき子』劇場版では孤児を集め、ムチを振るって働かせる凶悪なサーカス団長役を演じた。
バラエティ番組では長寿番組『SMAP×SMAP』に初期の頃から準レギュラーとしてコント・企画にたびたび出演している。
『ヒポクラテスたち』で共演した古尾谷雅人(故人)、内藤剛志とは以来親交が深い(2003年3月に古尾谷が自殺した際の葬儀・通夜・告別式で斉藤は号泣した)。悪役を演じることが多いが私生活では家族想いな父親として知られる。自分が暴力を振るうシーンになると「こういうことは絶対にやってはいけない」と自らの演技を通して諭していた。また『ダウンタウンDX』にて自宅から仕事場まで電車通勤していることを明かした。
深夜番組で、かつて赤塚不二夫監督によるAV2本に出ていたことを告白。SMの女王様に「こいつはアタシのオモチャなんだから好きにしていいんだよ!!」と怒鳴られて鞭で叩かれまくるマゾ男役や、フスマの向こうから男性のシンボルを突き立てる役だったという。
2007年には長男に子供が誕生し、彼も「おじいちゃん」になった。