ドイツ人テノール歌手 ヨナス・カウフマンさんのコミュ。
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ヨナス・カウフマン(テノール) バイオグラフィー
ミュンヘン生まれのヨナス・カウフマンは、近年世界中の主要オペラ・ハウス・デビューを果たしている。ロイヤル・オペラ・コヴェント・ガーデンに「つばめ」でアンジェラ・ゲオルギューの相手役として、2007年にはアントニオ・パッパーノ指揮「カルメン」に出演、メトロポリタン歌劇場とシカゴ・リリック・オペラでの「椿姫」のアルフレード役、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場での「魔笛」のタミーノ役、ザルツブルク・フェスティバルでの「後宮からの誘拐」のベルモンテ役、ブリュッセルのモネ劇場での「ファウストの劫罰」のファウスト役など。2001年からチューリヒ歌劇場と親密に関わってきた彼は、「イドメネオ」、「皇帝ティートの慈悲」、シューベルトの「フィエラブラス」のそれぞれタイトル役、「ポッペーアの戴冠」のネローネ役などいくつかの作品に出演してきた。他にもチューリヒで「リゴレット」の公爵役、グノーの「ファウスト」のファウスト役、「フィデリオ」のフロレスタン役、「魔笛」のタミーノ役、「後宮からの誘拐」のベルモンテ役なども演じている。2006年にはチューリヒでワーグナーの「パルジファル」のパルジファル役を初めて演じ、同年エジンバラ・フェスティバルでデヴィッド・ロバートソン指揮「マイスタージンガー」のヴァルター・フォン・シュトルツィング役をコンサートで初めて歌った。彼は以前、チャールズ・マッケラス指揮のもと「魔弾の射手」のマックス役を歌ったこともある。
同様にコンサートでも高い評価を得ているヨナス・カウフマンは、サイモン・ラトルやニコラウス・アーノンクール指揮ベルリン・フィル、フランツ・ウェルザー=メスト指揮クリーヴランド交響楽団、ヘルムート・リリンク指揮ウィーン・フィルなど、世界の主要指揮者、オーケストラと競演している。カウフマンは、リート曲でも高い評価を得ており、著名なピアニストのヘルムート・ドイチュとヨーロッパや日本でリサイタルを行っている。
2006/2007年シーズンでは、ヨナス・カウフマンは2006年12月コヴェント・ガーデンで「カルメン」のホセ役を演じ、批評家からも一般からも高い評価を得た。また、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、チューリッヒ歌劇場、パリ・バスティーユ・オペラ座で「椿姫」のアルフレード役も演じている。過去に「フィデリオ」や「ドン・カルロ」で出演したメトロポリタン歌劇場にも、タミーノ役で再び登場している。2007/2008年シーズンでは、コヴェント・ガーデンでアントニオ・パッパーノ指揮「トスカ」のカヴァラドッシ役をはじめて演じる。ベルリン国立歌劇場とチューリヒ歌劇場に「ラ・ボエーム」のロドルフォ役として出演、チューリッヒでは「カルメン」と「王の子供達」にも出演する。ウィーン国立歌劇場でアンナ・ネトレプコの相手役として、マスネの「マノン・レスコー」のデ・グリュー役がカウフマンのレパートリーに加わる。
マドリッドではクラウディオ・アバド指揮のもとフロレスタン役、「椿姫」でメトロポリタン歌劇場に出演する。2008年10月には、カーネギー・ホール初出演となるコンサートでベートーヴェン交響曲第9番を歌う予定である。その他ボルドー、ミュンヘン、クリーヴランド、モンペリエでもコンサートやリサイタルを行う。2008年2月、ミュンヘンとハンブルクで初のソロ・オペラ・コンサートを行う。2008/2009年は、シカゴでの「マノン」でナタリー・デセイの相手役、パリ・オペラ座でのフィデリオ、チューリヒ歌劇場での「トスカ」などが予定されている。2009年夏、ヨナス・カウフマンはバイエルン国立歌劇場でワーグナーの「ローエングリン」のタイトル役を演じる予定である。これらの役を、彼は初めて演じることになる。
ヨナス・カウフマンは故郷ミュンヘンで音楽教育を受け、ジェイムス・キング、ハンス・ホッター、Joseph Metternichの特別クラスに参加した。1994年ザールブリュッケン州立劇場でプロとして活動を始め、やがてシュトゥットガルト歌劇場、ハンブルク国立歌劇場などドイツの主要劇場、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・オペラ座、スカラ座など国際的劇場に招かれるようになった。1999年ブゾーニの「ファウスト博士」でザルツブルク・フェスティバルに初出演を果たした。2003年にはベルモンテ役と、ベルリン・フィルとのベートーヴェン交響曲第9番のコンサートで、再び同フェスティバルに出演した。