赤毛は西欧では、あまり望ましくないと見なされ、
赤毛の女が通ると肉が腐る、癇癪持ち、悪魔的などと
忌み嫌われる反面、
赤毛の女はキスがうまいなど,男性の好奇の対象となったりしました。
19世紀の多くの画家達は、赤毛の女を好んで描き、男性をとりこにして破滅させる女性『宿命の女』を表現する時に『赤毛の女』として描いています。
文学でも『赤毛のアン』や『にんじん』など赤毛は特別視されています。
「嫌悪感」と「憧れ」、相反する思いを同時に抱かせる、
二律背反的な存在である『赤毛』と、
それにまつわるアートについて思いを馳せるコミュです。
(赤毛とは、女性を等身大で見ることのできない男性の倒錯的理想像?
かも知れませんね・・・)