作 松尾スズキ
そして一人私はソトで
2度目に生まれて大地を踏んだ
私の器にそこそこ似合う
瓦礫と死体と争いの町
忘れたいヨモヤマいっぱいあって
人の心はとっても便利ね
三日の時間ですべてを忘れて
太陽には貸しがあるギラギラ見られて立場をなくした
満月には気を使う
秘密の多さに我を忘れてる
大人になってつれづれ思う
私はどうしてここでうまれた
心のサイズは変わらぬままに
ソトも変わらず戦争の町
思い出すヨモヤマいっぱいあって
人の心はとっても未練ね
老いて抱きたい昔の自分
途方に暮れて未来に逃げて
なおさら暮れて過去へとすがる
キレイな花が見たかった
瓦礫の町に一人で立って
花が見たくて一人で立って
キレイな花を見たくて
歩く行方はケガレの行方