作・演出:本谷有希子
主演:永作博美/近藤公園/前田亜季/吉本菜穂子/広岡由里子/梶原善
06年『遭難、』で鶴屋南北戯曲賞を最年少(27歳)で受賞。ほか岸田戯曲賞、芥川賞、三島由紀夫賞にノミネートと演劇界と文学界を股にかけ、双方から新時代の担い手と注目を集める若き才能・本谷有希子。
主演は、本谷原作の映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で映画賞5冠に輝いた永作博美。
同性からも異性からも支持される抜群の好感度と、ますます磨きのかかった演技力で今最も旬である女優が独特の感性を持つ本谷演出によってどんな新境地を見せるのか!?自意識が極端に強い、凛々しくもイタい女性を一貫して描き続けてきた本谷が、永作博美をヒロインにどんな物語を展開するのか。
一筋縄ではいかない女性同士の最強タッグに期待がかかります。
共演は、「大人計画」所属でプロデュース公演や映像でも活躍する近藤公園、美少女から大人の女優へ変身を遂げている前田亜季、「劇団、本谷有希子」常連の吉本菜穂子。
そして、コメディからシリアスまでこなす演技派女優・広岡由里子、得難いキャラクターで三谷幸喜作品や劇団☆新感線でも抜群の存在感を見せる梶原善。
痛みと笑いが絶妙に混在する本谷ワールドを強力な布陣が固めます。
【あらすじ】
新聞販売所で暮らす新太郎。その愛人を名乗る明里という女が突然現れる。新太郎の妻と子供に道に放り出されてしまう明里だが、住み込みのバイトのちさとの手引きによって敷地内のプレハブ小屋にかくまわれることになる。