1964年、英国リバプール生まれ。
19歳の時に、ジョージ・マイケルを発掘したディレクターとして知られるマーク・ディーンによりヴァージン・レコードと契約を結び、以来、作曲、制作を行ってきた。昔からの友人であるサイモン・ル・ボンとの共同事業は、1987年ドキュメンタリー映画「ドラム」のサウンドトラック制作でコラボレーションしたことをきっかけに始まり、二人はロンドンにSynを設立する。ニックが日本のポップアーティストに提供した曲が数々のヒットを収めたことをきっかけに、1991年、二人はSynの拠点を東京に移す。
過去20年の間、ニックは1,000以上のコマーシャルソングを作曲、プロデュースしてきた。2002年にはキリンのラブスポーツキャンペーン曲であるシングル、“パッション”が日本のオリコンインターナショナルチャートでナンバー1を記録する。“パッション”は2002年サッカーワールドカップ期間中にオンエアされ、2006年の開催時にも流される。
2004年にリリースされたシングル“Free”はau by KDDIのデザイン携帯“talby”にプリインストールされた初の携帯用サウンドトラック。マーク・ニューソンによってデザインされた“talby”にはその他にも、ニックがプロデュースした着信音が10タイププリインストールされている。
また映画のサウンドトラックの制作もしている。例えば、ヴィム・ヴェンダース監督の“Dream Island”など。マリオ・ヴァン・ピープルズ監督の”LOVE KILLS”ではサイモン・ル・ボンと、景山民夫著の”遠い海から来たCOO“ではジュリアン・レノンと制作した楽曲もある。
また、これまでに多くの様々なアーティストと共作/共演をしてきた。サイモン・ル・ボン、ドクター・ジョン、ロバート・パーマー、ジュリアン・レノン、スティービー・サラス、ヴァン・ダイク・パークス、そしてクリス・コーナーなどが名を連ねる。
<ビクターエンタテインメントによる公式サイトより抜粋>
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