ドイツの隠れた名門のピアノ。
あまり市場で姿を見ないが故に、幻とも扱われ、名声だけが一人歩きしている状態ですらある。
シュタインウェイとルーツは同じでありながら、ドイツの伝統と自分たちの信じるポリシーを貫き頑なな姿勢をいまだに持つ。
ブラウンシュヴァイクにある自社工場 (1974年より稼働) にて大量生産とは縁のない生産をおこなている。
これは、森を維持しながらの無理のない生産を目指しており、生産台数の少ない事で知られるベーゼンドルファーの 1.5 倍程度の台数の生産である。
* 2008 年の段階での総生産台数 158,923 台
ドイツピアノ協会(Bundesverband Klavier e.V. 略して「BVK」) の一員でもあり、ハンマーなどの部品メーカーである、レンナー、アヴェール、レスロー、ヤーンなどと肩を並べている。
この様な、独立独歩を歩む「グロトリアン」の音色に惹かれている方、すでにオーナーとなった方、名前を聞くので一度は弾いてみたいという方、試弾してその虜になったという方 etc.
それらの方達と情報交換が出来ればいいなと思い、コミュニティーを立ち上げました。
なお、マイペースな管理人の為、メンバーの方々にヤキモキさせるやもしれませんが、温かい目で見守って頂ければ幸いです (^^;;;;。