映画評論家の宿輪です。
『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン著の新作
『ダ・ヴィンチ・コードII/天使と悪魔』という表題の噂あり。
やめてやめてほしいですね。
原作は『ダ・ヴィンチ・コード』の前だったし、
原題は『Angels & Demons』
主演のトム・ハンクス、監督のロン・ハワードの続投は未定。
ユアン・マクレガーも出演。
もちろん、天下のソニーピチャーズ。
2009年GW公開予定!
トムの出演料は59億円とか。
『ダ・ヴィンチ・コード』と同様、ロバート・ラングドンを主人公とする小説である。テーマは「宗教と科学の対立」であり、本作でも知られざるキリスト教世界に関するうんちくがたくさん披露されている。
ヴァチカン市国を含むローマの町を舞台に繰り広げられるこの物語は、『ダ・ヴィンチ・コード』よりもアクション要素が強い。
次々と起こる殺人にも犯行予告が出ていることから、タイムリミットの設定による緊張感・臨場感の演出にも成功しているといえるか。