海外版公式サイト
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「変身! トォーッ」――。1971年に放送がスタートし、
瞬く間に子供たちのヒーローの座をつかんだ初代「仮面ライダー」。
その人気は番組にとどまらず、キャラクターを利用したスナック菓子の
付録カードや、変身ベルトなども大ヒット。
キャラクター玩具分野で新たなビジネスモデルを生み出した
エポックメイキングな作品となった。
現在も、2000年に放送された「仮面ライダークウガ」に始まる
“平成仮面ライダー”シリーズの9作目「仮面ライダーキバ」が
テレビ朝日系で放映中だ。
その平成仮面ライダーシリーズが海外市場を目指して動き始めた。
同シリーズの3作目である
「仮面ライダー龍騎」(2002〜2003年放送)を
ベースに北米市場など海外に向けた
テレビシリーズ「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」の
制作が進んでいる。
この海外版を製作するのは、映画やDVD映像制作などを手がける
アドネス(東京・豊島区、瀬端文雄社長)だ。
本プロジェクトのきっかけは、同社の社内会議で
“全世界で通用する日本のコンテンツは何か”という
問いかけからだったという。
「我々はこれまで邦画に出資し、製作をしていたが、
国内だけでは市場が限られ、リクープ(製作費の回収)まで
届かないことが少なくなかった。
今後は世界市場で競争力がある映画を作るべきだと、
社内のプロデューサーと話していた。
そのとき、たまたま出てきたキーワードが“仮面ライダー”だった」
(瀬端社長)。
仮面ライダーシリーズの各種権利窓口となっているのは東映である。
「具体的にはどのように話を進めるべきか」――。
瀬端社長は、かねて親交があり、
米国でライセンスビジネスを手がける松尾泰男氏に相談することにした。
松尾氏は90年代以降、東映アニメーションのアニメ作品などの権利を
北米や中南米に対し、販売をしてきた実績を豊富に持つ。
東映グループとの付き合いも深い。
相談を受けた松尾氏は、
仮面ライダーなら北米市場で受け入れられる可能性があることを
理解する一方、根本的な部分で1つ注文をつけた。
それは「映画よりもテレビシリーズを優先すべき」というものであった。
↓予告動画はココで↓
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