『彼女のなかにはあらゆる動物たちの美しさが見られる』と評された逸材。
ミュージックホールの踊り子になったり、同性愛を含め数々の恋愛遍歴の中で「青い麦」「シェリ」「牝猫」「動物の対話」「・・・・のクローディーヌ」「ジジ」等おびただしいほどの作品を書いている。
詩人&フルーティストの深尾須磨子氏は彼女を師と仰ぎ、
・・・・・とても愛情深い人で、動物的な人だった。でも猫だけは彼女から幾ら説得されても好きになれなかった・・・・
と讃えている。
「夜明け」の中で彼女はこう書いている。もう還暦近い年齢だったのに
・・・・わたしはもう誰とも結婚したくない。でも大きな大きな猫と結婚することはまだ考えている。・・・・
彼女、、、いや、コレットという文筆動物をお好きな方。
猫の様に気紛れに彼女を語っていってください。