世界中の児童労働をなくすため、
子どもたちのためにインドで活動をしている
Bornfree Art School Internationalを応援するコミュニティ
Bornfree Art School International HP (English)
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Born to be Free by John Devaraj (English)
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Children of Peace by 中山実生 (Japanese)
プロジェクトコーディネーターとして
子ども達のためにBornfreeで活動されている方のblog
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Bornfreeを応援する学生主体の関東グループ
Bornfree FriendsのHP
寄付金集めのイベントなどを開催しています
随時メンバー募集しています(詳細はHPを見てください)
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【From Children of Peace by 中山実生】
ボーンフリーアートスクール(The Bornfree Art School International)とは、
働く子ども、路上に生きる子ども、債務奴隷の犠牲となった子どもたちのためのアートスクールである。
学校の教育信念は、
「教育は楽しみから、楽しみは教育から(Education through Entertainment and Entertainment through Education)」である。
子どもたちを力づける(エンパワーメント)ことを実践し、潜在能力を引き出し社会にとって意義のある動力へと変換していくことが私たちの挑戦である。
ボーンフリーアートスクールは子どもたちが正規の教育へ戻ることを第一の目的とする。
実際に、教育現場から離れた年月が長ければ長いほど、子どもたちは学校という環境や生活パターンへ再び戻っていくことは決して容易ではない。
そこで、教育への架け橋を「芸術」、つまり彫刻、絵画、劇、ダンス、音楽、写真、映画制作を通して興味や楽しみを引き出し、後の自己確立へつなげていく。
それらの全ての過程を私たちは「世界子ども化運動(Childrenize the World)」と呼んでおり、社会の最底辺で虐げられてきたダリット(Dalit)の子どもたち自身がその運動を進めていく主体とならなければならないと信じている。
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児童労働
世界には2億4600万人の子どもたちが労働のくびきにつながれている。
インドには1億3400万人が昼も夜も汗と血を流しおとなの利益のために働いている。
生産から、市場から、流通からあらゆるプロセスに子どもたちが関わっていることがどの分野の労働においてもいえること、私たちは児童労働によって生活を維持し、存続しているという受け入れがたい真実を認めざるをえない。
私たちが口にする全ての食べ物、使う全てのものは小さな子どもたちの小さな手によって、涙と汗によってつくられている。
私たちが目にしているのは、偶然の出来事ではなく、何十年も続く労働の餌食となった子どもたちの奴隷状態である。同じ地球の上で起こっていることとは思えないこと、
例えばガンガマちゃんが7歳にして結婚したこと、
マンガン鉱山で5歳にも満たない子どもたちが石を砕いていること、
実際に起こり、今の今まで続いていることだ。
私たちの手に届くころには、子どもたちの労働の跡はきれいに流され、加工され、蒸発してしまっている。そのため、子どもたちの苦しみも悲しみも消え去り、私たちは何を感じることもなく、それらを口にし、手にし、快適な生活を送っているのだ。
数ヶ月、数年の労働が子どもたちの人格を壊し、道徳を奪い、愛情から引き離し、おとなになった頃には社会の危険分子として誰からも見捨てられる。
どの子どもたちも心の奥底では学びの夢を描いているにもかかわらず、おとなによる無関心と非情がそれをもみ消していくのだ。
家族の手伝いという名の下に、教育の権利を奪う労働は子どもたちの純粋に遊びたいという願いと自由を押しつぶしていく。子どもたちから子ども時代が奪われ、早すぎるおとな時代に足を踏み入れさせられていることに社会が目をつぶり、個人の富を増やすことで忙しくしている。自分の子どもには教育やおもちゃ、何でも好きなものを与えるが、他の子どもには仕事を与え、手を上げるというダブルスタンダードをおとなが持つことを社会が許容しているのである。
星のように輝く子どもたちにはたくさんの傷が、身体と精神に深く刻み込まれ、それを背負って彼らは生きていかなければならない。いったい誰がどのようにしてそれをつぐなうのだろうか。
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困ったときには