ようこそ、「MIAA(宮城国際支援の会)」のコミュニティへ!!
当会は、ネパール王国カガチ村に診療所を建設し、支援を行っているNGO団体です。
赤土の山肌の上に存在するカガチ村には、沢山の貧しい人々が住んでいます。各家庭には、水道もガスも電気も通らず、土壁の粗末な建物に家族が肩をよせあって暮らしているのです。なんと平均寿命は約50歳といわれ、識字率は5%にも満たない状況です。
カガチ村には、その貧しさゆえの悪循環が存在します。
○貧しいので、充分な栄養が摂取できない⇒病気になり早死にする。
○貧しいので、最低限の教育も受けられない.⇒保健衛生面や環境面も改善されずますます病気になる。⇒子供の数ばかりが増える。(風習である幼児婚にも起因する)⇒ますます貧しくなる。
何かしら、継続的に支援を行わなければ、いつまでもカガチ村の貧しさは改善されないのです。それが当初の「水道タンク建設」であり「給食供給」であり、「診療所建設事業」です。 塩釜JCによる「水道タンク建設」によって、子供たちが水汲みの重労働から幾分開放され、学校に通うようになりました。また、不衛生な水を使用しなくなったことから、ある程度、病気の予防につながりました。「学校給食供給」により、子供の目的は給食であっても、通学する子供が増え、教育を受けるようになりました。「診療所建設事業」で、診療業務や保健サービスが行われるようになり、きっと亡くなっていく子供の数は減っていく事でしょう。
お蔭様で、カガチ村診療所は2003年11月に落成いたしました。途中幾つかの困難もあり、志半ばにして諦めようとしたことも何度もありましが、カガチ村の子供たちの輝く瞳に勇気付けられ、ネパールライオンズクラブスクンダ及び日本の沢山の皆さんに支えられ、何とか落成までこぎつくことができました。
当面の目標の「診療所建設」は達成されましたが、私共にはまだまだ課題が山積しております。その一つが、診療所の運営面です。建物ができ、スタッフにより診療が行われているものの、診療に必要な機材等が不十分な状態です。村民が貧しいため、今後の運営自体にも不安がありますし、村民にとっても受診するにはまだまだ経済的負担となっている状態です。いかにして、診療所の継続的運営を図るかと、村民の暮らしを向上させるにはどうすべきかが、今後の課題です。現在、診療所の備品や機材を継続的に援助する傍ら、村の自立を図るべく、農業指導やニワトリ及びヤギの飼育指導について、ネパールの有識者や獣医らと定期的に討議しております。
2つ目の目的は、日本の子供たちにカガチ村の実状を伝える事です。不景気な日本とはいえ、カガチ村の子供たちとは比べものにならない程、日本の子供たちのなんと恵まれている事でしょう。この機会に物資の大切さを学んで欲しいものです。
現在、タイ王国への障害者支援専門学校の建設、及びリハビリ技術、車椅子の製作・技術指導などの新事業もはじまっております。
このコミュニティで、皆様のご理解とご協力を広めていければ、もっと多くの
支援が出来ると信じております。
私たちは、「子供たちの笑顔のために」これからも活動を続けていきます!
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